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読み物

香杏舎ノート

第182回「牛の胆石は薬として使われる」

2017年11月20日

牛にも胆石持ちがいる。胆石のある牛は千頭に一頭だが、この胆石を中国人は紀元前から薬として使ってきた。古代の中国人は、よくぞこんなものまで薬として使おうと思ったものだ。牛を解体していたら、石みたいなもの …

第181回「CNN1000時間マラソン」

2017年10月20日

英語を上達するにはCNNを1000時間聞いてみたらどうだろう?そう思いついた背景について説明してみたい。 第2時世界大戦の時、アメリカ兵は世界中に進駐する必要に迫られた。その時、兵士にその地域の言葉を …

漢方医として腕を上げる方法

5.2. 漢方薬に西洋薬の分類を当てはめて利水薬を作る

2017年11月01日

利水消腫薬の分類(漢方での分類) 漢方を理解するには整理と分類が大切だということをお話しした。葛根湯のように伝染性熱性疾患に使うような薬は病態が理解しやすいので、生薬の整理と解析だけで済むのだが、他の …

5.1. 未知の学問は整理と分類が大切~葛根湯の解析を例に

2017年10月01日

未知の学問に対するアプローチ 私が25年前から始めたことは、漢方処方の組まれた意味を理解した上で処方を分解して単味の生薬の丸薬を作り、生薬の複数ある薬理作用を確認し、現代の病気に合うように生薬を組み直 …

民間治療見聞録

最終話「最後に」

2016年11月01日

先輩の漢方医が重症の肝炎から生還できたという話を聞いて、民間治療を医療にするための旅に出て30年以上の時間が過ぎた。様々な経験を通して伝承されてきた民間治療は少し改良するだけで現在でも医療として十分に …

第23話「整体で病気を予防できる」

2016年10月15日

骨格の歪みをみていると、健康な人でも疲労すると歪んでしまう。だが、ゆっくりと睡眠を取り、休息するともどることが分かる。睡眠中は筋肉の緊張が完全に抜けるために体を捻じったりするだけで背骨の歪みが取れてい …

保険漢方の終焉

最終話 ようこそ新しい漢方の世界へ

2015年10月15日

保険に漢方が収載されたことを受けて漢方医も大手漢方メーカーも、そして小さな漢方メーカーも漢方普及のために努力してきた。その努力の甲斐があって100年近くも忘れ去られていた漢方が、復権して広く国民の信任 …

第9話 メーカー主催の講習会が漢方の伝承を困難にした

2015年09月15日

秘密にされてきた漢方処方 中国では新しい漢方の処方が見つかると親、子、孫の3代に渡ってその処方が効くかを検証し、効果が確かだと分かると秘伝の漢方処方帳に載せて大切に受け継いでいった。その処方は秘伝とさ …

漢方医<後編>

第16話「東京人って本当にいるの?」

2016年04月25日

江戸っ子はどんな存在なのだろう?生粋の江戸っ子に聞くのがいい。だが探しても生粋の江戸っ子には出会わなかった。東京に住んでいる知り合いはいるが、何代か前から住んでいる人はいない。青梅市に住んでいても江戸 …

第15話「東京の調査」

2016年01月25日

私は神戸生まれの神戸育ち、東京には縁もゆかりもない。母は大阪、父は神戸出身、親戚は医者か弁護士が多いから転勤者もなく、親戚は東京には1人も住んでいない。妻は大学を東京で過ごしたから、多少の土地勘がある …

漢方医

第12回「日本漢方と中医学の違い」(最終回)

2007年11月27日

中医学と四柱推命 大学で教鞭を取り出して10年の月日が流れた。ある日、教授から4回生に講義をして欲しいと頼まれた。姉妹校になっている中国の大学から中医学の教授を招いて講義を行う。その講義の前に、日本の …

第11回「開業そして山本先生との別れ」

2007年11月13日

開業医と無人島の毒芋 私は鐘紡記念病院で難病の患者さんを積極的に治したいと思った。難しい病気を治すには煎じ薬が必要だ。そこで、煎じ薬を置いて欲しいと病院に頼みにいった。だが煎じは手間と費用がかかるので …

夢の中の老人

第30話「それでも家を建てますか?」

2017年09月10日

「知り合いの医者が高級住宅地に家を建てた。ただし駅から30分も歩かなければいけない所だ。近くにバス停はあるが1時間に1本しかない。」と老人が話しだした。 「邸宅街ですね。田園調布とか成城学園前、関西な …

第29話「頭のいい人」

2017年06月10日

「最近、頭のいい人という言葉を聞かなくなった。そう思わないか? 」 「確かに。聞かなくなりましたね。」 私は夕暮れのカフェで、老人と街を見ながら歓談していた。 「それはスマホのせいじゃないかな?」 「 …

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