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臨床日記

52. ラムゼイ・ハント症候群:51歳女性

帯状疱疹とラムゼイ・ハント症候群は同じウイルスで起こる

子供の時にかかった水ぼうそうのウイルス(水痘ウイルス)が神経の中に潜んでいて、体が弱ったときに皮膚に発疹を起こしてくるのを帯状疱疹という。
その同じウイルスが顔面神経に潜んでいて顔面神経の麻痺を起こしてくるのをラムゼイ・ハント症候群という。

帯状疱疹の場合、治療が遅れると神経痛が残るが、この治療については骨格の歪みや瘢痕化が原因で、骨格の矯正が役に立つという症例(帯状疱疹後神経痛)を紹介した。
ラムゼイ・ハントの場合は、治療が遅れると顔面神経麻痺が残ってしまう。

この患者さんは帯状疱疹性髄膜炎になり2週間入院した。退院後、髄膜炎が治りきっていなかったため、血管炎が起こり、多発性くも膜下出血になった。
現在は、ラムゼイ・ハント症候群になり、左の顔面神経麻痺が残っている。一週間に1度の星状神経節ブロックと鍼灸に通っている。

ラムゼイ・ハントは6か月を過ぎると症状が固定されて回復が望めなくなるが、受診時は6か月を過ぎていた。西洋医学での治療法はなく、顔面の動きをボツリヌス菌の注射で麻痺させることしかできない。

顔面麻痺と痛みがある

受診時、左顔面には浮腫があり、口を十分に開けることができない。左の顔面は垂れ下がり、口角も落ちていた。口を開いたりすると目が連動して動いてしまう状態だった。また、顔面の痛みや突っ張りがひどい。

帯状疱疹の痛みは肋椎関節の歪みを治すことで、痛みが和らいだので、ラムゼイ・ハントでも骨格を治すことで神経麻痺も良くならないか施術してみることにした。

顔面神経は頭蓋骨の中の細長い管を通って耳の穴の近くから、顔面の筋肉に分布しているので帯状疱疹の時のように動かせる関節がほとんどないように思われる。
だがオステオパシーの師匠である古賀正秀先生から頭蓋骨の施術を学んだので、全身の骨格の矯正をした後で頭蓋骨の施術をしてみた。すると少し眉毛が持ち上がることが分かった。

施術を繰り返すうちに施術後は眉毛が上がり、硬い物を噛むと痛かったのがましになり、突っ張る痛みも軽減した。眉は初めて来た時よりは随分ましになった。
残念ながら耳鼻科では麻痺のスコアは変わらず、もう治らないと言われたという。

治療前と治療後の比較

筋肉をマッサージしても効果はあまりない

西洋医学のスコアでは良くならないと言われても、実際には良くなっているように思える。
神経が切れてしまうと、筋肉は運動を止め、硬くなる。だからマッサージはそれほど効果がない。むしろ帯状疱疹後の神経痛で説明したように神経の通り道を正常にして炎症で癒着した組織を紫根などで柔らかくすればもっと効果が出たのかもしれない。

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