漢方治療

不整脈の治療

疾患・症状

心臓の脈の伝わり方脈は1分間に60~100回、規則正しく打つのが正常とされています。リズムが乱れたり、早すぎる、もしくは遅すぎることを不整脈といいます。
脈は電気的に記録でき、心電図と呼ばれます。最初の小さな波がP波で心房の収縮を示し、次の大きな山をQRSといい、心室の収縮を示しています。脈は洞結節から起こり、電気刺激が房室結節へと伝わりその後心室全部が収縮します。(赤い点線が電気の伝わる経路)

不整脈でも症状の出ない場合もありますが、心室性の場合は息切れ、動悸などの症状を起こします。失神するような重症の不整脈もあります。原因が不明の不整脈が多いようです。一般的に心房性の不整脈は治療の必要がなく、心室性の不整脈が治療の対象になります。

西洋医学での主な治療

抗不整脈剤を投与します。

手術としては不整脈を起こしている部分を見つけて、そこを心臓カテーテルで焼いてしまうこともあります。

原因不明の不整脈は薬が効きにくいケースが多いように思います。

香杏舎銀座クリニック
での治療

当院で治療の対象になる不整脈は心室性の不整脈で、西洋薬で治りにくい場合です。

漢方丸剤も効きますが、整体や刺絡(背中から血を出す治療法)がよく効きます。
※現在刺絡治療は行っておりません。

平均治療期間

3~6か月

不整脈の症例

K.K. 様(55歳)男性

1~2年前から不整脈が起こるようになりました。西洋医学の治療を受けていますが先月は12回も不整脈が起こりました。
整体を受けて少しよくなりましたが、まだ不整脈が出るといいます。患者さんはお腹にガスが溜まると不整脈が起こる気がするといいます。(※気滞体質(ガス腹体質)を参照ください。)

そこでお腹のガスを減らす丸剤を処方しました。すると3か月でほとんど不整脈は出なくなりました。

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