漢方治療

丸剤製造について

香杏舎銀座クリニックの丸剤は、丸剤製造のエキスパートである薬剤師を顧問に迎えて、すべて院内で製作しています。
※医師が院内で製剤することは、医師法で認められています。

香杏舎銀座クリニック
の丸剤について

医院で製作する丸剤は、すべてオリジナル丸剤で、既存の処方薬--例えば、葛根湯のエキス剤の粉末などを単純に丸剤にしたものではありません。

既存の処方を丸剤にしたものではない香杏舎銀座クリニックの丸剤は、既存のエキス剤漢方薬を丸剤にしたものではなく、生薬から製造した丸剤です。

なぜ漢方「丸剤」が必要だったのか。オリジナル処方の丸剤が実用に至るまでの紆余曲折は、下記ブログをご一読ください。

丸剤の製造工程

香杏舎銀座クリニックでお出しする漢方丸剤は、次の工程を経て作られています。

1.生薬を混ぜ合わせる

1.生薬を混ぜ合わせる

まず最初に、処方に必要な生薬を選別し、混ぜ合わせます。

2.生薬の粉砕

2.生薬の粉砕

混ぜ合わせた生薬を粉砕して粉末にします。

※写真は、粉砕した生薬を取り出したもの。

3.賦形剤と練り合わせる

3.賦形剤と練り合わせる

粉末となった生薬に、もち米の粉などを混ぜ合わせます。

4.製丸機による成形

4.製丸機による成形

混ぜ合わせたものを製丸機にかけて丸い形にします。

5.乾燥(1回目)

5.乾燥(1回目)

丸くなった物を乾燥機にかけて乾かします。

6.糖衣機での水研ぎ

6.糖衣機での水研ぎ

糖衣機ドラムに入れ、丸剤同士を擦り合わせます。
少量の水を入れて擦り合わせることで丸剤の表面がさらに丸くなります。これを水研ぎと言います。

7.乾燥(2回目)

7.乾燥(2回目)

水研ぎした丸剤を一度乾燥機で乾かします。

8.糖衣機でのコーティング

8.糖衣機でのコーティング

乾燥させた丸剤をもう一度糖衣機に入れ、表面をコーティングしていきます。

9.乾燥(3回目)

9.乾燥(3回目)

表面をコーティングした丸剤を再度乾燥機に入れ乾かします。

10.選別

10.選別して完成

できた丸剤から形の悪い物を選別して終了です。

完成した丸剤は…

完成した丸剤を患者様に処方する際には、1回分ずつ個装してお渡しいたします。

飲みやすく、持ち運びにも便利です。

診察予約はお電話で

患者さまお一人お一人にゆっくり向き合えるように
完全予約制 で診察を行っています。
診察をご希望の方は、まずお電話ください。

03-6228-6763

03-6228-6763

(電話対応時間)
月~金 10:30~17:00 / 土 10:00~13:00

ページトップへ戻る