漢方治療
PMS(月経前緊張症)
生理とは定期的に出血が起こることですから、人体にとって大変負担をかけるものだとの認識をもって診療しています。
西洋医学的な観点からみれば、更年期障害やPMSなどの症状はホルモンの変化ばかりに目がいきがちですが、出血による低体温(男性でも外傷などで多量に出血すると低体温になります。)から腹痛、腰痛が起こりますし、血分腫(生理前、閉経時などに見られるむくみ)によるふらつき、疲労感などの症状が出てきます。
これらの症状に疲労や精神的緊張などが加わると複雑で多彩な症状が現れてきます。こういった症状にきめ細やかに対応していかねばなりません。
疾患・症状
月経の始まる1~2週間前から始まる多彩な体調不良をいいます。
生理が始まると症状は消失します。
イライラ、腹痛、眠気、頭痛、むくみ、無気力などが起こってきます。
西洋医学での主な治療
ホルモン治療や向精神薬などが投与されることが多く、対症療法しかありません。
保険漢方治療では桂枝茯苓丸、当帰芍薬散が出されることが多いようです。
香杏舎銀座クリニック
での治療
更年期障害と同じように調血飲という血を整える薬を加減して使用しています。
ただPMSの場合は日常の疲労から症状が悪化している人も多いので、クリニックの独自の整体でも症状が良くなることが多いと思います。
実際の症例
A.M. 様(29歳)女性 看護師
生理の前の2週間は落ち込んでしまうといいます。それと職業柄、腰痛に悩まされています。
そこで漢方の丸剤と整体で治療しました。1か月ほどで症状がよくなり、その後、整体に興味をもって整体の勉強に来られています。
疾患別症例一覧
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