漢方治療

がん治療

漢方薬での癌治療は、漢方薬で体の免疫力を強めることで癌を攻撃します。

また、西洋医学の治療法が有効な場合は、 必ず西洋医学の治療と併用 してください。
漢方薬だけでの治療はお受けしていません。

漢方での癌治療については、香杏舎ノートでも紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてください。

疾患・症状

ウイルスや喫煙などの何らかの原因により細胞の遺伝子に変化が起こり、細胞が異常に増殖する状態になって周囲の臓器を壊し、血流にのって全身に飛んでいく病気です。

細胞に異変が起きても通常では免疫細胞によって処理されるのですが、ある程度以上の大きさになると急激に大きくなっていくようです。
病因はいまだにはっきりしていません。症状は癌のできる臓器によって変わります。

西洋医学での主な治療

手 術 癌を物理的に取り除く方法です。
完全に取り除くためには癌から何センチか離れて切り取る必要があります。
化学療法 癌細胞を特異的に攻撃するのではなく、細胞分裂を阻害することで癌を叩く治療法です。
正常細胞より癌細胞は短期間で細胞分裂するので、癌細胞の方が攻撃を受けやすいのです。
ただし白血球、髪の毛をつくる毛母細胞、腸の上皮細胞など細胞分裂の盛んな正常細胞も影響を受けるので、途中に休憩をいれながら3回~5回と治療を繰り返します。
何クールといった治療はその回数を示すものです。
放射線療法 癌に放射線を照射して癌細胞を壊す治療法です。
方向を変えながら癌に放射線を照射しますが、どうしても放射線が通っていく周りの組織も照射を受けて組織が瘢痕化して硬くなります。
陽子線治療、重粒子線治療 も外からの照射で癌を治すものです。
これらの治療は放射線に比べ副作用が少ないとされていますが、費用が250~300万円くらいかかります。

以上の「手術」、「化学療法」、「放射線治療」は癌の3大治療法と呼ばれ、癌には確実性の高い治療法です。
この他に、次のような治療法があります。

活性化リンパ球療法 血液を採取してその中からリンパ球を選び出します。リンパ球を試験管の中で増殖させ、癌を認識するような刺激を与えたりします。その活性化されたリンパ球を何回かに分けて体内にもどして癌を攻撃する方法です。
有効性を証明する論文が出始めているようです。費用が200~250万円かかります。
民間療法 アガリクス、フコダイン、サメ軟骨、アラビノキシランといった健康食品、冬虫夏草といった漢方薬など多くの治療法がネット上に流れています。
それらの効果についてコメントできる立場にありません。使用経験がないからですが、多くの癌患者さんから聞いた感じでは効くものはなさそうな印象を持っています。

香杏舎銀座クリニック
での治療

西洋医学の3大治療法が有効な場合は、必ず西洋医学の治療と併用してください。
漢方薬だけの治療はお受けできません。
西洋医学的に治療が出来ない場合は、漢方だけでの治療をお引き受けします。

香杏舎銀座クリニックで漢方治療を受けるための3つの条件

香杏舎銀座クリニックで癌の漢方治療を受けるには、次の3つの条件が必要です。

1.本人が「癌である」ことを知っていること
癌であることを知らないと、「何でこんな薬を飲まなければいけないのか」と治療が続けられないことがあるため。
2.歩けるだけの体力が残っていること
漢方薬は体の免疫力を強めることで癌を攻撃します。あまりに体力が失われていると漢方薬はほとんど効きません。
3.食欲があること
食欲はぜひとも必要です。漢方薬が飲めなくては効果が期待できないのも当然です。漢方薬を継続して飲めるだけの食欲が必要です。

香杏舎銀座クリニックでは、通導散(つうどうさん)という漢方薬の加減方で治療します。

今までに、肺癌、胃癌、悪性リンパ腫、肝臓癌、舌癌、上額癌、乳癌、子宮癌、大腸癌、腎臓癌などの治療をした経験があり、現在治療中の方もいます。
一般の経過に比べ、よい経過をたどることもあれば、あまり効果がないこともあります。

効きそうなものは何でも試してみたいという気持ちで治療を受けるつもりなら、漢方治療を勧めることができると思います。

味も匂いもないので飲みやすい

癌に対応する処方は生薬の分量が多く、従来は煎じ薬での対応を行っていましたが、様々な試行錯誤の末、現在は丸剤を作成することに成功しています。
癌の種類や進行具合で薬の加減も可能になっております。

抗がん剤を投与されている患者さんは、煎じ薬では匂いや味のせいで漢方薬を飲めない場合が多いのです。丸剤であれば味も匂いもなく、また煎じる手間もかからないため、非常に飲みやすいといえます。

多くの癌治療中の患者さんに飲みやすくなったと喜んでいただいていますが、丸剤にするのに非常に手間がかかるため、1日の薬価が1200~1300円、月にして約4万円程度かかります。当院の煎じ薬は丸剤と同じ効果なので、ご希望の患者さんには煎じ薬での治療も承っています。

がん治療の症例

下顎がんの患者

下顎がんの治療症例写真

舌を1/3切除したが、癌は取りきれなかったということでした。
来院時は癌で歯肉が腫れ上がり、言葉も不鮮明でした。高齢のため外科医の判断で西洋医学での治療は行わず、漢方のみで治療しました。腫脹も小さくなったので、本人に許可をもらい撮影、その後2ヵ月ほどしてもう一度撮影しました。癌が縮小しているのが分かります。
来院から1年半が経ちますが、経過は良効です。

F.N. 様(43歳)女性 主婦 
<大腸癌腹膜転移>

大腸癌の腹膜転移があり、東京のがんセンターで余命5か月といわれ、免疫リンパ療法などを試しましたがよくならず来院されました。
12年後の現在も元気にしています。
癌を宣告されたときは子供が小学校低学年だったが、今は大学生になっていると治療を振り返って喜んでくれました。

I.H. 様(73歳)男性 
<肺がんの肋骨への浸潤>

五十肩を訴えて当院を受診しましたが、五十肩の症状と一致しないので、精密検査を受けるように指示したところ、肺の上部に肺がんがあり肋骨まで浸潤していました。
大学病院で余命9か月と診断されました。放射線治療を受けながら煎じ薬を飲むことで完治しました。
9年後に血管系の病気で亡くなられました。

I.T. 様(80歳)男性
<腎臓癌の頸部転移>

お嬢さんに付き添われて神戸まで治療に来られました。腎臓に癌があるのだが手術出来ない所にあると言われたそうです。頸部リンパ節への転移もありました。病院で、「化学療法は効かないがやってみますか?」といわれたと言います。
ともかく西洋医学の治療も併用するように勧めました。
4か月後に癌が縮小しているといわれ、7か月後のMRIで癌は消えました。その後丸剤に変えて数か月が経った後、私は家族と相談して治療を中止しました。

高齢になればいろんな薬も飲まなければならず、悪い所もたくさん出てきます。この患者さんは過去に2度脳梗塞を起こしたことがあり、沢山の薬を飲んでいました。
これ以上薬を飲むのは苦痛です。癌が消えたので何もしない方がいいと判断しました。再発すればその時に考えましょうということで1年半が過ぎましたが元気に暮らしています

中国の要人(79歳)男性

北京の病院で肝臓に癌があるのが見つかりました。
患者さんの娘はニューヨークにある世界的な癌研究所の主任研究員なので、ハーバード大学を出たご主人と共に世界中の治療法を研究しました。そして実際にシンガポールと日本に出向いて治療法について調査しました。
日本では東大、神戸大学、兵庫県の放射光施設、筑波の陽子線医学利用センターなどを訪ねました。そして筑波の陽子線治療を受けるために3か月間、日本に滞在しました。

漢方の治療も癌治療の選択肢に入っていて、私に薬を処方して欲しいとの依頼がありました。中国には名医が沢山いるからと断ったのですが、長年の信頼から出して欲しいと頼まれしばらく漢方薬を出しました。その後経過は順調で89歳まで生きました。

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