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臨床日記

帯状疱疹後神経痛:女性

耳の後ろが痛いと言って42歳の女性が来院した。小後頭神経痛だと思い、頚椎を緩めることで、すぐに症状は取れた。
すると今度は「左のブラジャーの下辺りに昨日から発疹が出たから見て欲しい。痛痒い感じがある」と言う。診察すると発赤の中に幾つかほんの小さな水疱がある。「多分、これは帯状疱疹だと思うから、明日は仕事を休んでも皮膚科に行くように」と説明した。

帯状疱疹とは一度感染した水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスが神経末端に潜んでいて、免疫が弱った時に活動を再開して水疱を作る。神経の末端に潜んでいるから、神経の分布に沿って現れる。体の正中線を超えては広がらない。これが診断の助けになる。

皮膚炎が治った後も長く痛みが残る人があるから、できるだけ早く炎症を抑えてやることで帯状疱疹後の神経痛はほとんど起こらなくなった。よく効く抗ウイルス薬が出来たお陰だ。

何故、帯状疱疹後の神経痛は起こるのだろうか?

肋椎関節

肋骨が背骨と作る関節を肋椎関節という。ここで肋間神経が挟まると肋間神経痛になる。

帯状疱疹が治っても痛みが残ることがあるのは何故だろう。

恐らく炎症で瘢痕化が起こるからではないか。好発の胸部や背部の痛み方は肋間神経痛の痛み方に似ている。肋間神経痛は肋椎関節の歪みから起こるので、これを参考に歪みのある肋椎関節、この人の場合は左の4番目の肋椎関節を緩めると痛痒い感じがなくなった。1週間後に来てもらうと、まだ少し痛みがあると言うので、同じ肋椎関節を調整すると痛みは消えた。

以前から帯状疱疹後神経痛があって治療に来ている47歳の女性は、疲労がたまると少しばかり痛みが出る。右の10番目の肋椎関節を緩めると痛みが消える。

また10か月前に帯状疱疹を患った55歳の女性は疲れると帯状疱疹後の不快感が出ていたが、肋椎関節の左の7から9番を治すことで不快感が無くなった。

この3つの症例から想像すると、帯状疱疹は骨格の歪みのある場所に出やすいこと、痛みはウイルスによる瘢痕化が起こって出るのではないかと想像している。好発部位は背部や胸部といった肋間神経に多いが、どんな部位に帯状疱疹が起こると痛みが残りやすいのか、皮膚科が専門でない私には分からない。ひどい痛みがある人が来たら施術と瘢痕化を治す紫根や抗炎症作用と駆瘀血作用のある牡丹皮が効くと思う。

常々思うのだが、医者は骨格が病気を起こすということを知って欲しい。
それが分かれば肋間神経痛にシップを出したりしなくなるはずだ。

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