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臨床日記

【 漢方・整体施術 治療症例 】
42. 環椎(かんつい)枕

背骨の一番上で頭蓋骨とつながる骨を環椎という。
環椎が頭蓋骨と癒着すると重い頭蓋骨が傾いて背骨全体に歪みが出ると考えられている。この骨を触ることはなかなか難しい。

環椎の場所耳のすぐ下の乳様突起の前方にあり、深く探ると環椎の横突起を触ることができるが、顎を突き出しているような人では触ることは困難だ。環椎後頭関節には椎間板がないので、施術で動かしやすく、うまく可動域が出ると、背骨全体によい影響が出ると考えられている。

これを動かすために首を捻る方法をスラストという。カイロプラクティックでよくされていた手法だが頸椎を骨折させる危険があるので、法律で禁止されている。

スラストも熟練者がすれば危険はないが、未熟な術者は首をボッキと鳴らしたい誘惑に駆られて強くするから骨折が起こる。私のクリニックでもスラストを禁止している。
しかし、安全な方法で少しでも環椎後頭関節を緩めたい。

そこで私は木の枕を作り、環椎後頭関節を緩めるのに使っている。患者さんはそっと首を枕に載せ、それから首を左右に動かして環椎後頭関節を緩めていく。患者さんが自分で緩めていくので危険がなく、多少なりとも関節を緩めることができる。

クリニックで使用している木の枕

じつは横向きで使う枕もあるのだが、これは写真を載せない。安全な器具でもどこかで真似されて妙な使い方をされては困る。
枕の高さなどの問題もあるので、安易に真似して枕を作らないで欲しい。
また、骨の弱い高齢者に使うこともしていないので注意して欲しい。

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