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臨床日記

膀胱癌

79歳 男性の症例

4か月前に表在性乳頭状膀胱癌が見つかり、内視鏡で手術を受けた、しかしまた癌ができたので、1か月後に再手術することになった。
だが手術をしても再発を繰り返すことが恐ろしいので、漢方薬で再発を抑えたいとのことだった。

膀胱癌には2種類ある。表在性乳頭上状膀胱癌浸潤性膀胱癌だ。

表在性乳頭状膀胱癌は膀胱の筋肉層に入り込むことがない良性の癌であり、内視鏡的に手術できる。
だが手術しても半数以上に再発がみられ、まれに進行癌になることもある厄介な癌でもある。

香杏舎銀座クリニックを訪れた患者さんだが、漢方を飲みだして1ヵ月、手術のために入院して内視鏡で調べてみると癌は跡形もなくなり、そのまま退院になった。

漢方を飲んで、たった1ヵ月で再発した癌が消えたのは初めての経験だった。
薬は山本巌先生から伝授された通導散加減の丸薬だった。

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75歳 女性の症例

5年前から膀胱癌を繰り返し、5回再発している。膀胱癌の治療により膀胱の機能が落ちてきているという。1か月後に手術の予定だったが、内視鏡を入れると膀胱の線維化がひどくて手術は中止になった。癌は小指の爪くらいの大きさだという。

線維化を抑える紫根や鼈甲などの薬を足すとともに通導散加減を処方した。3か月後に癌は消えていた。
だが排尿痛や尿の濁りがあるという。4か月後には症状はだいぶん改善した。
11か月後にも癌はないが、体力低下から以前からのリウマチが悪くなった。

当院での治療開始から2年間、癌は消えていたが、体力の低下とともに再発した。
その後、膀胱の線維化から膀胱全体の摘出をするとの連絡があった。

再発を防止するために膀胱にBCGなどを入れて治療するらしいが、それらの刺激によって膀胱が線維化し穴が開いてしまったようだ。

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二人の症例から

この2人の症例は、抗がん剤などの治療をせずに癌が消失したところが興味深い。

普通、癌患者には必ず抗がん剤などの西洋医学の治療を漢方と一緒に並行して受けるようにお願いしているのだが、表在性乳頭上状膀胱癌の場合は手術で取ることが標準治療になっているので、手術までの間は漢方丸薬以外になにもしていない状態だ。
女性の症例は2年後に再発してしまったが、持病のリウマチなどが悪化して免疫が落ちたからではないかと想像している。

西洋医学の抗がん剤だけで癌が消えることはあまりない。手術や放射線治療と組み合わせてようやく癌を抑え込む。
こういったことから、西洋医学の先生とタッグを組めばかなり効果を期待出来る丸薬を開発することができるかもしれない。

最近、若い膀胱癌の患者さんが訪れた。話を聞くと腎盂癌の転移だという。
腎盂癌のため腎臓はすでに摘出しており、その後、同側の尿管上皮の延長線上にある膀胱に癌が出来てそれを1度手術したという。

こういった特殊な症例は経験がないし、腎盂癌が同側の膀胱に転移することを私は知らなかった。
私は病院から紹介状をもらって治療することがないため、患者さんの話だけを頼りに治療をする。もし病院の先生と組んで治療が出来たらもっと効果がだせるのだろう。

7年前、82歳のお父さんを家族が連れてきた。腎臓の癌で転移があるという。その当時は煎じ薬での投与だった。通導散に乳香、没薬も入れて治療した。しばらくすると癌が消えたのだが、どうしたらいいかと娘さんが相談にきた。高齢でもあり、煎じ薬が飲みにくいので、病気が再発したらまた煎じ薬を始めましょうといった。何年かして亡くなったと聞いたが、癌の再発だったかは分からない。

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抗がん剤について

本庶氏がノーベル賞をもらった抗がん剤のオプジーボという抗がん剤を知っている人も多いだろう。非常に高価な薬で自己負担も大きい。

この薬は肺がんの20%に効果があるといわれているが、使ったからといって治るわけではない。それに加え激烈な副作用が起こり、死亡することもある。

冷静に考えると一般的に抗がん剤はそれほど効く薬ではなく、何クールといった具合に薬を使うから患者さんは何度も何度も副作用に耐えなければならない。

漢方薬はほとんど副作用がなく、ただ飲むだけだから患者さんの負担は少ない。
ただ、費用がかかることと西洋医学の抗がん剤のように大規模な治験が行われていないから、本当に効くかはやってみなければ分からない。

費用以外の点を除けば試してみる価値はあると私は思っている。ただし、加減のできない市販の通導散に効果があるとは思えない。

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