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香杏舎ノート

第199回「有名病院の漢方外来が閉鎖に!」

30年以上の歴史を持つ漢方外来が、この3月で閉鎖されるという。
以前、私はこの病院の漢方外来で働いていたことがあり、中医学の大家である伊藤良先生や森雄材先生も診療に当たっていた。現在は漢方指導医の資格を持つ常勤の先生と非常勤の2人の先生で運営されている本格的な漢方外来だ。だが業績が振るわず閉鎖されることになった。

私は「10年後、漢方医はいなくなる。」というブログを書いたのだが、閉鎖の話を聞いて保険漢方医の終焉がいよいよ幕を開けたのだと感じた。

私が診療していた当時、大学では漢方は教えられておらず、漢方の知識を持った医者は、私のように古くから開業している漢方医のところに見学に行って、漢方を習った医者だけだった。

それから30年の間に大学でも漢方を教えるようになり、医師の7割が漢方薬を使うようになった。つまり病院では眼科、内科、産婦人科といった各科の先生が直接患者さんに漢方薬を出すようになった。だから漢方外来を紹介する必要もなくなってしまった。

簡単に言うと、漢方薬は抗生物質や鎮痛剤のように誰でもが普通に使える薬になったということだ。
保険エキス漢方は薬効が弱い分だけ副作用もほとんどないから気軽に処方することができる。だから薬を出しながら腕を上げていくことができる。

この病院は漢方専門医になるための指定病院になっている。専門医になるためには、週1回、3年間かけて病院に通い、診察を見学しなければならない。
指導医さえ飯が食えなくなってしまう技術や知識を学びにいかなければならないとは、いかにも悲しい。おまけに漢方専門医になってもその7割は煎じ薬を使ったことがないというから、もはや漢方専門医制度は崩壊しているといっても過言では無い。

私は今まで数百の丸薬を作ってきた。
単味の生薬の丸薬を作り、生薬の薬効を確かめたうえで新しい処方を作って難病と対峙してきた。私の丸薬には葛根湯といった既存処方の丸薬は1つもない。
私のクリニックに見学に来た漢方医は、「漢方丸薬はこんなに効くのですか。」と驚いてくれるが、事情を知らない漢方医は私が葛根湯の丸薬を作っているとしか想像できないようだ。

既存のエキス漢方が誰でも使える薬になったのなら、さらに高度な治療をしていかねば漢方専門の外来とは言えないということだ。

私の治療を習うためには個々の生薬の薬効を知り、処方の組まれた意味を理解しなければならない。だからエキス漢方しか使ったことのない漢方専門医は見学に来ても初めはまったく理解できないのだ。

保険エキス漢方で使われている多く処方は、今から1800年も前に書かれた傷寒論に由来する薬だ。現代の難病を治すためには生薬を組み直してまったく新しい処方を作る以外に方法はない。
古すぎて効きもしない既存の処方を使い回すのではなく、創薬して難病に取り組むことが大切だ。

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