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臨床日記

【 漢方・整体施術 治療症例 】
106.患者さんを管理する2つのデータベース

患者さんを診ていくためには2つのデータベースが必要だ。
クリニック用に売られているPCはいわゆるレセコンであり、6年で買い替えるように作られている。

このレセコンはマイクロソフトのデータベースを元に作られていて、会社が独自にソフトを作って他の会社のレセコンに乗り換えられないようにスクランブルをかけている。レセコンは保険薬の検索はできても、私のような自費の丸薬の検索はできない。

しかし最近では、費用節約のため医師会のレセプト用の(ORCA)というソフトを利用しているところがほとんどになった。

自費丸薬のデータベースはどんな患者さんにどのくらい薬を飲んでもらったかというデータベースと、どんな患者さんが来られたかというデータベースの2つがないと成り立たない。

クリニックではエクセルを使ったカルテで、過去に使用した薬による症状や使用量が検索できるシステムを従業員が作り上げてくれている。
例えば杜仲の必要量、どんな効き目があったかなどがすぐに検索できる。
もう一つのデータベースは、私の書いてきた膨大なブログの中から患者さんの名前や症状を選びだすデータベースで、これはアビットという会社が30年分ぐらいの記事を検索できるシステムを導入してくれている。

一般のクリニックではレセプト用コンピュータが高価であるばかりでなく、手間がかかるため紙カルテを使っているところが多い。しかし、紙カルテは場所を取るばかりでなく、保存期間が6年であるために6年を過ぎると廃棄して新しくカルテを作り直している。引っ越しなどで住所も変わり、職場も変わるために廃棄していくのだ。そうなると記録はまったく残らない。

PubMedというオンラインで検索できるアメリカ論文検索機能が使えるようになったのが1997年からだ。それまでは自分の関連のある研究論文の載っている雑誌を過去10年くらい遡って調べていく根気のいる仕事があった。

担当者が導入してくれたデータベースは30年以上前からの私のブログのデータ(多分、本何百冊にもなるデータ)を拾うことが出来て、ひらがなでも漢字でも検索できる機能を持っている。アビットという後輩の医者が経営している会社だ。

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