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香杏舎ノート

第347回「ごみ捨て場で拾った論文で米国の大学に招聘」

終戦後すぐの1947年、藤田哲也は福岡県と佐賀県の県境にある背振山の米軍レーダーサイトにあったごみ捨て場から、シカゴ大教授のHorace ByersによるThunderstorm Projectのレポート(雷雨の研究論文)を偶然拾った。当時、藤田は明治専門学校(現在の九州工業大学)の助教授だったが、拾った論文の著者であるシカゴ教授に自分の研究内を送付したところ、同教授から才能を見出され、シカゴ大学に招聘された。

私は以前、藤田氏は日系2世だと思っていたが、そうではなく、後にアメリカ国籍を取得してアメリカで亡くなった。

藤田が渡米した当時、トルネードが多く発生するアメリカにおいて、発生の回数は記録されていたが、その規模等は記録されていなかった。そこで藤田は、ミズーリ州カンザスシティの気象予報センター長であったアラン・ピアソン(Allan Pearson)と共に、トルネードによる建物の破壊の程度などからその最大風速を推定する方法を考案し、Fujita-Pearson Tornado Scale(トルネード階級表、通称F-Scaleとも藤田スケールとも呼ばれる)として提唱した。このF-Scaleは、国立気象局で1973年から採用され、現在では国際的な基準として広く用いられている。

上記のような素晴らしい業績を収めたことから、もしもノーベル賞に気象部門があったなら、受賞は間違いないだろうと言われていた。

藤田は多くのトルネードを分析した結果、トルネードが発生するには、まず親雲が存在することが前提条件であると考えた。そして、親雲から発生した渦が地形と気象との関連により地上に達成した時、トルネードとして発生することを推論し、この発生メカニズムを実験室で再現して見せた。

<引用元>Wikipedia

ごみ捨て場で拾った論文から研究者としての道が開けた

藤田教授はアメリカで高い評価を受け、アメリカ市民として暮らし、亡くなった。
考えてみると野茂英雄や大谷翔平などアメリカで高い評価を受けている人々は狭い日本ではなくアメリカ人のヒーローとしてアメリカで暮らすことを選ぶようだ。狭苦しい日本には帰りたくないのだろう。

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