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民間治療見聞録

第21話「骨格は歪んだり治ったりしている」

長期にわたって患者さんを診ていると、骨格は歪んだり治ったりしていることが分かる。

疲労で骨格が歪んでも十分な睡眠と休息を取れば治ってくる。また食べ過ぎなどで歪んでも胃が回復すれば骨格も治る。

体がだるい時、やけにしんどくて仕事をする気がしない時、間違いなく骨格が歪んでいる。
疲労すると姿勢が狂って顎を突き出した状態になる。そういう時に細かく体を観察すると左右の筋肉のバランスが崩れて体が捻じれた状態になっている。骨格は歪んだり治ったりするものだという認識が大切で、整体をすると疲れが取れるのは単に筋肉の凝りが取れるだけではなく骨格の歪みもとれるからだ。

内臓の疲労からも体が歪む

内蔵の疲労からも体が歪む

食べ過ぎた時に体が重くてだるい感じがすることがある。この時も体が歪んでいる。
食べ過ぎると胃の異常から骨格が歪むし、横隔膜が押し上げられて首が凝ってくる。便秘の時も後ろ首が詰まったように凝ってくる。

長年、整体に通っている患者さんがいる。1年間に200本ものワインを飲むが、深酒すると体が歪むのが自分で解るという。内臓で一番狂いやすいのが胃と腸だ。胃炎などの胃の荒れ、便秘やガス腹による横隔膜の持ち上げで骨格が狂ってしまう。

蓄積疲労がおこると骨格は歪んだまま戻らなくなる

仕事でうつむきの姿勢を長く続けているとか、毎日、深酒をしているとかすると、骨格が歪んだままになる。それが長年続くと固まってくる。
とくに歳を取ると筋肉が硬くなるので、曲がったまま戻らなくなる。お辞儀をしたように背中が曲がった老人をみたことがあるかもしれないが、そういうふうに歪むと戻らなくなる。

整体はいつからどのくらいの頻度で受けるのがいいのか?

20歳代でも徹夜続きの仕事をしている人は定期的に整体を受けたほうがいい。疲れた時に受けて欲しい。
老眼が出てくる40歳代になると、全身の筋肉が硬くなってくるから体の歪みが治りにくくなる。明確な症状がなくても月に2回くらい整体を受けると楽に過ごせる。
50歳代になると、以前ほど楽に仕事が出来なくなる。そうなると、毎週整体を受けると随分と他の人より楽に仕事をこなしていけるはずだ。受験勉強で疲れる子供さんも整体を定期的に受けると元気になり、勉強に集中できる。

食べ過ぎから骨格が歪みやすい人は、時々腸の掃除をするとよい。下剤で掃除するのではなく、特殊な薬で老廃物を腸から出してやると元気がもどってくる。プチ断食をしたり、粥やスープだけを食べて胃腸を休ませてやるのがいい。

消化器とからだの歪みの関係

今まで何度も体の歪みと内臓の関係について書いてきた。

 冷え性では、ビールの飲み過ぎから腰痛を起こした若者のことを書いた。ビールをやめるだけで腰痛は解消した。
 居酒屋の女主人が暴飲暴食で半身の痺れを起こしたのを整体と漢方薬で治したことを報告した。
 便秘や胃炎で肩こりが起こることを説明した。それを治す解労散という薬があることも述べた。
 食べ過ぎると体が疲労することを書いた。疲労や倦怠感は筋肉の疲労だけではなく、食べ過ぎからの骨格の歪みも原因の一つだ。

骨格は歪んだりまた治ったりを繰り返しているが、その原因は疲労のみならず胃腸も原因になっていることがお分かりいただけただろうと思う。

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