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臨床日記

【 漢方・整体施術 治療症例 】
10.背骨矯正:57歳男性 医師(自分で背骨を矯正したい)

座骨神経痛

親戚の医者は数十年前、器械体操をしているときに腰を傷めた。それからずっと左の坐骨神経痛に悩んできた。ありとあらゆる方法を試みたが、よくならないと言って家までやってきた。
面倒な奴だったので、棒を使って飛び出している腰椎を思いっきり押し込んでやった。それから半日ほどしてひどいギックリ腰になったが、3日後くらいから回復して、しびれは今までの半分ぐらいになったと喜んでくれた。

梨状筋が硬くなっていたので、ストレッチをするように言い、信頼できる施術師を紹介した。施術を定期的に受けることによって、少しずつ良くなってきている。なにせ長い時間かけて悪いくなったものだから、少しずつしかよくならない。さらにその医者は健康的な生活をしているとは言えないので、それも病気を長引かせている原因だ。

最近メールで連絡が来て、梨状筋のストレッチは確かに効くが、自分で背骨の矯正をできないかといってきた。ほんとに面倒な野郎だ。じつは坐骨神経痛には丸薬がよく効くのだが、腎臓に負担をかけたくないとの理由から整体だけでの治療になった。

ストレッチはどこまで有効か?

梨状筋のストレッチ方法日本でストレッチの重要性を初めて説いたのは、阪神タイガースのコーチをしていた中川卓爾氏だと思う。名古屋の鞍ヶ池まで訪ねて行って、施術を受け、彼が考案した機械も買い、彼の理論も教えていただいた。

私は真向法を7年間1日も休まず実践したことがあるし、太極拳の先生からストレッチを教えていただいたこともある。
そんなことからストレッチの重要性は十分に理解しているつもりだ。
しかしストレッチにも限界がある。背骨が歪んでくると、いくらストレッチをしても自分ではストレッチで背骨のゆがみを治すことができないからだ。

背骨は7つの頸椎、12個の胸椎そして5つの腰椎が鎖のようにつながっている。
図を見ると分かるのだが、関節の一部が硬くなって固着したらストレッチをしても柔らかい関節だけがますます柔らかくなるだけだ。硬い部分を柔らかくしようと思えば、手でその部分を弛めてもらうほかはない。何でもかんでも自分で治すことはできないのだ。

固着した関節は柔らかくならず、柔らかい関節が益々柔らかくなるだけになる。背骨の歪みは股関節が硬くなったり、足首が硬くなったりして起こってくる。建物の土台が歪むと建物全体が歪んでくると思えばわかりやすい。だから、ヨガも中川卓爾氏のストレッチも少なくとも予防には十分に役に立つが、背骨の矯正だけは他人の助けがどうしても必要だ。

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