前書き
今から40年ほど前、エキスの漢方が保険に収載された。このことで多くの患者さんが救われ、医者は西洋医学とは別の治療法である漢方を使って患者さんを治すことが可能になった。
漢方が保険に収載されて一番よかったと私が思うのは、漢方医学が広く国民に理解されたことだ。
しかしながら様々な要因から保険で漢方を使うことが不可能になりつつある。
その要因を分析するとともに保険漢方がもたらした影の部分にも目を向けてみたい。
「保険漢方の終焉」目次
- 第1話 保険漢方がもたらした最大の不幸(2015.01.15)
- 第2話 10年後に保険漢方メーカーは無くなる?(2015.02.15)
- 第3話 10年後、漢方医はいなくなる(2015.03.13)
- 第4話 漢方メーカーは食品会社のような存在(2015.04.15)
- 第5話 漢方医学のブランド化(2015.05.15)
- 第6話 国民皆保険が漢方治療を絶滅させた?(2015.06.15)
- 第7話 保険漢方薬との悪戦苦闘の日々(2015.07.15)
- 第8話 保険漢方医の不思議な自信(2015.08.17)
- 第9話 メーカー主催の講習会が漢方の伝承を困難にした(2015.09.15)
- 最終話 ようこそ新しい漢方の世界へ(2015.10.15)

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