第267回「コロナワクチンの副作用」
ブシャール病:62歳女性
女性に多い指のDIP関節炎であるヘバーデン結節は進行するに従って、PIP関節の変形であるブシャール病へと指の先から玉突きのように進んでくる。
ひどい患者さんだとMP関節まで変形してくる。
この患者さんのようにPIP関節だけが腫れているブシャール病は初めてみた。この関節の腫れと変形は左手より右手のほうが強いから、一般のへバーデン結節のように過度の指への負担が原因になっている要素もあるのだろう。
とりあえず、独活寄生丸に炎症を取る地黄・石膏丸を足して治療を始めた。へバーデン結節の原因である広背筋なども緩めると少しばかり痛みは改善した。
しかし、あまり良くならない。そこで免疫的要素が絡んでいるのではないかと思い、自己免疫疾患用に作った芎帰調血丸を投与すると、急に良くなってハサミも使えるようになったと喜んでくれた。
その後、コロナワクチンを接種した直後から関節の腫れと痛みが出現して薬が効かなくなった。1ヶ月から1ヶ月半するとまた薬が効いて痛みが無くなった。
(9411)
ワクチンは抗原を作ってくれるのだが
ワクチンは細胞に取り込まれ従来のワクチンのようにウイルスに対する抗原を作り出すが、何か免疫を落とすような副作用が出るのではないか。ワクチンは当たり前のように打たれているが、分かっていないことがあまりに多い。
コロナ感染が初めて世界を襲った3年前は毒性が強く、多くの人が亡くなった。アメリカでは死体を安置する場所がなく、冷凍トラックに死体を積み込んでいた。インドでも多くの人が亡くなり、沢山の墓が掘られた。
mRNAワクチンのおかげで多くの命が救われたが、コロナワクチンそのものが危険ではないのか?ワクチンが分解されずに長く体に残り、追加のワクチンや感染そのものによって再び抗原を作り出して、体に害を及ぼす可能性が指摘されている。
ワクチンではなく、コロナ感染により一時的に薬が効かなくなった症例
坐骨神経痛:87歳女性
坐骨神経痛で私の治療を受けはじめた。畑仕事が趣味で一日中畑にいるが、数ヶ月前から坐骨神経痛で歩けなくなった。私の独活寄生丸を飲むとまったく痛みは無くなり、以前と同様に畑に行くことができるようになった。
3ヶ月ほど前にコロナに感染した。すると効いていた薬がまったく効かないと電話がかかってきた。
効いていた薬が効かなくなるはずはない。おまけに前例のような免疫系の病気でもない。高齢な患者さんだから4回もワクチンを打っている。不思議なことに2ヶ月ばかりするとまた薬が効き出してまったく痛くなくなった。
(6081)
コロナワクチンの副作用
コロナワクチンの副作用は広く知られているが、ワクチンそのもので死ぬ人も多いという。
ワクチンを何度打っても感染を予防できないし、ワクチンそのものが体に害を与える可能性が否定できない。そうなるとわざわざワクチンを何度も打つ必要はないように思える。
コロナウイルスは急激に弱毒化していて、コロナ死が増えているというが、老衰であってもコロナに感染していればコロナ死としてカウントとされる。
政府はワクチンを打てと言うが、国民の8割がワクチン接種しても集団免疫が得られず、かかっても肺炎を起こす人がほとんどいない状態なら、ワクチンを打たずに様子をみるのが一番安全だろう。
- 第267回「コロナワクチンの副作用」
- 2023年03月20日
こちらの記事もあわせてどうぞ
香杏舎ノート の記事一覧へ

患者さまお一人お一人にゆっくり向き合えるように、「完全予約制」で診察を行っております。
診察をご希望の方はお電話でご予約ください。
- 読み物 -
- ●2025.05.01
- 第333回「ヒカサかヒガサか?」
- ●2025.04.23
- 第332回「直径5ミリの丸薬を作る」
- ●2025.04.20
- 第331回「医者が失業する時代」
- ●2025.04.01
- 第330回「トランプ大統領の暴挙」
- ●2025.03.10
- 第329回「代官山の美容室 黒須先生」
※ページを更新する度に表示記事が変わります。