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香杏舎ノート

第244回「マイナンバーカードは資産課税を目的としている」

イメージ図:マイナンバーカード政府がマイナンバーカードの普及のために2万円も払うというのは、国民の資産を把握して資産課税したいからだろう。
政府の借金は1200兆もあり、GDPの2.3倍もあるから増税しないと成り立っていかないのは目に見えている。

景気はデフレで低迷しているし、消費税を上げるにしても大きな消費税導入はできない。となると、政府が個人資産の2000兆円に手を出そうとしているのは誰の目にも明らかだ。

そのために個人に番号を振り当て、様々な商取引や預貯金も番号を振り当てていく。マイナンバーカードの謝礼金の振り込みもカードを使って銀行口座に振り込こむのだから、まずは口座を確保するということだ。

政府は確定申告で所得の把握はできても、資産の把握ができないからマイナンバーカードを利用しようとしている。

スマホの顔認証や指紋認証の怖さ

イメージ図:指紋認証スマホに指紋認証や顔認証の登録をする人を見るたびに、そんなことをして大丈夫なのかと思う。特に顔認証ほどヤバイものはない。
巨大企業であっても海外の企業に買収されて、顔認証が独裁国家のデータとして取り込まれる可能性を否定できない。

テレビで犯罪捜査を見ていると面白い。犯罪者の顔が街の防犯カメラに映っていると、警察は容易に後を追跡できている。警察の顔認証技術は相当な段階にあると思っていい。

もしマイナンバーカードが行き渡れば、個人の名前から写真を選び出して人物の行動を把握することができるようになる。

免許証にも顔写真はあり、またパスポートにも顔写真はある。だが、自動車免許の保有率は50%、パスポートの保有率は20%しかない。つまり、ビッグデータとしては不完全なものだ。もし、マイナンバーカードの普及率が100%になれば、顔写真のついたカードでいつでもその人を追跡できることになる。

マイナンバーカードを推進する役人は、すべての国民のデータが欲しいと思う全体主義的な思想を持っている人物なのだろう。

「絶対に政府を信用してはいけない」と教えてくれた奥村さん

何十年か前、奥村さんという70代の上品な患者さんがいた。
民生委員を引き受け、地域の人のために尽くしていた。その人が私に「絶対に政府を信用してはいけない」という。
穏やかで反政府思想などまったく持っていない患者さんのアドバイスは彼女の経験から来ていた。

第二世界大戦末期、彼女は神戸から広島に疎開した。学徒動員で同級生とともに広島の軍需工場で働いていた。しばらくすると彼女のお母さんが広島にやって来て「こんなところにいては危ない」と彼女をもっと田舎に連れていった。それからほどなくして原爆が投下された。

広島に帰ってみると、残っていた同級生は担架に乗せられ、足にはウジがわいていた。それを見た彼女は決して政府を信用しないと誓った。軍需工場での人手不足を解消するために政府は疎開という名目で女子学生を軍需工場で働かせていた。都会の爆撃と軍需工場への爆撃は違う。それにお母さんは気づいてさらに疎開させたのだった。

コロナという非常事態が政府のいい加減さを露呈させた

政府はPCR検査用の試薬を持っていなかった。だがそれをゴマかすために「37.5度以上の熱が3日間続いたら」といった何の根拠もない仕組みを作った。
本来なら試薬の備蓄を怠った責任者を処罰しなければならない。この医学的根拠のない定義を発表した医官も責任を問わねばならない。
だが誰も責任を取らない。またアベノマスクを提言し400億円以上無駄にした官僚も責任を問われたという話は聞かない。

公明党は国民一人当たり10万円の給付を自民党に要求し、さらに18歳以下にも10万円を給付させようとしている。合計14兆円ものバラマキをすることになる。
この金はまったくコロナ禍に役に立つとは思えない。連立を組む公明党の存在感を示すだけのために金が使われる。

公明党は創価学会との政教分離で危機を迎えたことがあり、政教分離の話題が決して出ないように自民党とタッグを組み、政権内からも絶対に攻撃されないように法務委員会の委員長の座は公明党が守っているという。

政府にビッグデータを持たせてはいけない

日本政府がビッグデータを持つほど怖いことはない。個人資産が明らかになれば終戦時のようにいきなり高額の資産課税をしたり、預金封鎖をすることはできないだろうが、毎年税金をかけてくる可能性は高い。

顔認証の照合については、マークした人物を簡単には追跡できない。何故なら防犯カメラが民間のものがほとんどだから、所有者に捜査協力を仰がねば勝手に使うことはできない。ただ政府のビッグデータは、ロシアや中国の国営のハッカーにデータを盗まれる可能性が高いのではないか。
日本政府はココアという簡単な接触アプリを作れない政府だ。

民間でも、みずほ銀行は17年の歳月と何千億円という費用をかけても銀行の出入金のソフトさえ作れないでいる。
このソフトにはコボルという言語が使われているというが、コボル(COBOL)やフォートラン(FORTRAN)を50年も前に、医学生だった私は習いにいったことがある。

マイナンバーカードから資産が、7pay(セブンペイ)のように中国からのハッカーによって盗まれ、また中国に文句を言う政治家の顔写真が盗まれ、海外を旅行中に不審な死に方をするのかもしれない。クアラルンプールにいた金正男の暗殺を見ればその危険性が分かる。

フェイスブック(メタ)

イメージ図:顔認証最近、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグは顔認証システムで集めた10億人のデータを破棄すると宣言した。ビッグデータの管理の困難さとプライバシー保護のための世論の盛り上がりを意識してのことだと思う。

考えてみると、皆さんが使っているGメールはgoogle に読まれていると考えていい。アルゴリズムをつかって分析がなされているはずだ。

日本人は言語学的な問題からデータをきっちり管理する能力に欠けている。
首相経験者の【菅さん】をスガさんと呼んだり、カンさんと読んだりしても混乱が起こらない。

こう言った曖昧な日本人の感覚と責任を取らない政府の態度を考えると、ビッグデータを政府に持たせては危ないと思うのは私だけではないはずだ。

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