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香杏舎ノート

第215回「漢方薬でコロナウィルスを治すことができるのか?」

古代の中国人が一番恐れたのは伝染病だった。伝染病が発生すると村々を閉鎖して焼き払い、閉鎖した村から逃げる人間を殺した。この伝染病を傷寒と呼び、長い間、治療法が研究されてきた。葛根湯はこの伝染病を治す薬として1800年以上使われてきたが、必ずしも風邪だけに使われてきたわけではない。

スペイン風邪が流行った時、山本先生の師匠である中島先生は藿香正気散が効くと言っていたらしい。SARSが流行った時、巷では板藍根が効くと言われていた。近年、インフルエンザに対するワクチンやタミフルといった西洋薬での治療が発達したおかげで漢方の出番はなくなった。

ある漢方医から今回のコロナには清肺排毒湯が効くという情報が入った。
だが、とても効きそうにはない。なぜなら今まで新型ウイルスなどに漢方薬を幾度となく試せる機会があったにもかかわらず、中国では漢方薬でそれを抑え込めなかったからだ。

葛根湯はエキス漢方として保険薬として認可されており、一般のお医者さんは風邪によく使う。だが風邪には効かない。葛根湯は効能効果試験を受けずに保険に収載されているから本当に効くかどうかのデータさえない。

私は葛根湯をほとんど使ったことがない。葛根湯を使う場合は発汗させなければ効かないというのが漢方医の常識だ。煎じ薬で飲むからお湯の効果もあって発汗する。発汗しなければ煎じの葛根湯を追加して汗が出るまで飲む。だから葛根湯は解表(解肌)薬と呼ばれる。エキス漢方を水で飲んでも汗は出ないのだから効くはずもない。

私のクリニックには風邪の患者さんは一切来ないし、長年、風邪の患者さんを見ていない。効果が証明されてなく、また発汗しなければ効かない薬を医者は安易に使うべきではない。

ではウイルスの感染症にまったく打つ手がないというわけでもない。
一般の風邪やインフルエンザの話に限らせていただくが、私は昔よく風邪を引いたが、ここ10年ばかり引いていない。予防注射も受けていない。マスクや手洗いも大事だが、風邪にかかっても軽くすむように工夫することはできるはずだ。

疲れをためない、十分な睡眠をとる、そして食べ過ぎないことだ。食べ過ぎや飲みすぎから風邪を引くことが多いと私は思っている。
免疫を上げる漢方薬もあるが、非定型性抗酸菌症といった慢性の感染症に使うことはあるが、急性の病気には使えない。補中益気湯といった保険の薬が効かないことは言うまでもない。

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