第349回「コンティキ号と腕時計」
コンティキ号(コンティキごう、Kon-Tiki)は、ノルウェーの人類学者、トール・ヘイエルダールらによって1947年に建造されたマストとキャビンを持つ大型の筏ことだ。
南太平洋の諸島に住むポリネシア人の起源については、南米から海を渡って渡来したアメリカ・インディアンであろう、との説があった。
ヘイエルダールらはこの説を立証するため、インカを征服したスペイン人たちが描いた図面を元にして、古代でも入手が容易な材料(バルサや松、竹、マングローブ、麻など)のみを用いてコンティキ号を建造し、何の動力も持たない筏でペルーから出航した。風と海流に流されてソサエティ諸島などの南太平洋の島々に漂着できる可能性を実証し、ポリネシア人の祖先がアメリカ・インディアンである可能性を証明したとされている。
親戚の弁護士へのプレゼント
このコンティキ号に敬意を表して自動巻きの腕時計エテルナマティックが作られた。時計の裏蓋には金で出来たコンティキ号が埋め込まれている。
この腕時計を祖父が使用していた。

私の祖父は弁護士で日笠豊、父は医者、私も医者だ。祖父は親戚の子供が弁護士になったことを知ったら天国で喜んでいるはずだ。私の家系は医者ばかりで弁護士はほとんどいない。
この腕時計は祖父から子へ、子から孫へ受け継がれ、現在は弁護士になった親戚の子供に引き継がれている。
- 第349回「コンティキ号と腕時計」
- 2025年11月10日
香杏舎ノート の記事一覧へ
患者さまお一人お一人にゆっくり向き合えるように、「完全予約制」で診察を行っております。
診察をご希望の方はお電話でご予約ください。
- 読み物 -
- ●2025.11.10
- 第349回「コンティキ号と腕時計」
- ●2025.11.01
- 119.打撲の治療
- ●2025.10.28
- オステオパシーの勉強会
- ●2025.10.25
- 第348回「日笠穣院長のオステオパシーを学ぶ」
- ●2025.10.20
- 第65話「習近平とプーチンは同い年の72歳」
お知らせ
- ●2025.10.28
- オステオパシーの勉強会
- ●2025.05.02
- 背骨ローラーの販売について
※ページを更新する度に表示記事が変わります。












