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香杏舎ノート

第314回「日本を変える随時採用」

関西の甲南学園の高校生がいた。甲南学園は東京の成城学園のような学校だ。「ラグビーばかりして勉強をしない」とそいつの親父は嘆いていた。

そこで慶応大学のニューヨーク校を受験するように勧めてみた。息子はラグビーでは強化選手に選ばれていたので、一芸に秀でているという理由で採用されるかもしれない。そこで推薦入試を受けてみると、無事に合格した。

ニューヨーク校で3年間学ぶと慶応大学に入れてくれる。ニューヨーク校に留学した学生は仲が良く、将来の仕事の上でのコネクションに役に立つ。また甲南学園の卒後生も仲がよく、やはり仕事の役に立つ。彼は関西と関東の有名校の両方の人脈を手に入れることができた。

一括採用と随時採用

日本では3月に大卒を一括に採用をする。しかし、採用されても3割の人が3年以内に辞めてしまうから多めに採用する。

採用した人たちの給与は皆同じだ。大学での成績で給料が変わることはない。受験勉強ばかりしてきた学生はいわゆる社会的常識、つまりリベラルアーツがほとんどないから初任給は一緒だ。

アメリカでは随時採用

アメリカは随時採用だ。何枚も履歴書を企業に送り、自分を売り込む。給料も一律ではない。給料に不満があれば、違う職場を探すことになる。
自分の経歴と相手の会社の求めるスキルが一致すれば高い給与をもらうことができる。

日本も随時採用にするだけで世の中が変わるだろう。受験勉強ばかりしてきた大学生は、ほとんど社会常識がない。英会話も出来ない。随時採用にすれば大学卒業後、海外に留学して英語を学ぶ人もいるし、様々な体験をした人たちが大学に入って学び直すこともあるだろう。

私の弟は医者で遺伝子の研究をしていた。英語の論文は自由に書けるが会話が出来ない。そこで研究者としてスタンフォード大学に留学した。

英語能力は英会話学校のノバの初心者レベルだった。スタンフォードでは馬鹿扱いされていたが、研究発表をしてすごい研究者だと解った途端に扱いが変わった。帰国するとスムーズに英語が話せるようになり、海外から来た留学生を英語で教えている。

英語ができるだけではダメ

芸能人は子供の頃から留学させて英語を学ばせることが多い。英語はネイティブのような発音になり、職業は芸能人を世襲できると考えている。

しかし、いくら日常会話ができても親のようなカリスマ性を持っていることはほとんどないから、英語だけでは食べていけない。

私の経験

学生時代にはミシガンから来たアメリカ人に英語を習っていたし、白系ロシア人の老婦人にも英語を習っていた。臨床研修が始まってからは英語を習うより国家試験対策をしなければいけなくなり、英語の勉強は中止した。卒後、自分の研究を説明する必要があり、ヘタな英語で説明したが、専門用語を知っているから理解できると言われた。

大事なことは医者、弁護士、エンジニアなど専門職を持っていて留学すると、専門用語を駆使して英語を喋ることができるようになるし、世界の最先端の知識を学ぶことができる。

娘の友人は有名な楽器の演奏家で、数々の受賞経験があり、世界各国で音楽活動をしている。テレビのコマーシャルにも出ているし、日本レコード大賞では有名な歌手の伴奏をした。海外に行くときは同時通訳機を2つ持っていって会話するという。

何が言いたいかというと、英語のみならず、中国語、フランス語など多くの言語に対応するためにはこういった方法が最適で、売れる技術をもっていることが言葉より大切だということだ。

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