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香杏舎ノート

第275回「JAXA(三菱重工)の呪い」

H3ロケット(液体燃料を使うロケット)の失敗

ロケットを打ち上げるのには2つの方法がある。液体燃料で打ち上げる方法と、固形燃料で打ち上げる方法だ。

日本のH2ロケットはアメリカから技術導入された液体燃料を使うロケットだ。今まで98%ほどの成功率を誇っていたが、同じ仕組みのロケットを大型化しただけのH3ロケットの打ち上げに失敗してしまった。

失敗したにも関わらず、失敗ではないとプロジェクトリーダーが記者会見で強弁したのが印象的だった。

イプシロンロケット(固形燃料ロケット)の失敗

もう一つが火薬燃料を使うイプシロンロケットだ。火薬方式なのでいつでも何処からでも発射可能で、潜水艦や列車、大型トラックなどからも発射可能だ。

北朝鮮のロケット打ち上げの映像を思い出してもらうと分かりやすい。費用も安く、大陸間弾道ミサイルに向いている。

液体ロケットに燃料を補給している姿を衛星から見られると、攻撃する用意をしていることがバレてしまうから固形燃料ロケットしか使えない。今までイプシロンロケットは5回続けて成功してきたが、(成功率100%)、今回、初めて失敗した。

この結果を見る限り、北朝鮮より日本のロケット技術が低いのは明らかだ。

イプシロンロケットの燃焼実験で大爆発

最近、地上でのイプシロンエンジンの燃焼実験中に大爆発が起こった。
ロケットを飛ばしている時ではない。これほどお粗末な結果はない。

JAXAの母体は三菱重工

Mitsubishi SpaceJet
(出典:Wikipedia)

三菱はJAXAでロケット開発をしながら、一方で1兆円の巨費を投じて国産旅客機を開発しようと試みた。だがいくらやってもアメリカでの認可が降りずに完全な失敗に終わった。

三菱重工が作った零戦

思い返せば第2次世界大戦の時、三菱重工の堀越二郎がイギリスの戦闘機の技術をそっくり真似して零戦を作った。

旋回性能を良くして軽くするために操縦席や燃料タンクを守っていた装甲板を取り除いた。さらに資源不足から機体の一部に布を使った。布を使うのは突飛な発想ではなく、初期の複葉機に使われていた。

軍部からの経費削減の圧力に負けてそんな飛行機を作ったので、アメリカのパイロットは機銃掃射するとすぐに火がつく零戦をゼロライターと呼んでいた。

軍部が高い性能の戦闘機を安い費用で作れと、無理難題を持ち出して強制的に三菱に作らせた結果だった。

これと同じように、今の日本政府は政府の資金だけでロケットを作っていては、いつまでも商業ベースにのらないと考えて、三菱重工という民間企業に任せて安い費用でロケットを打ち上げさせて、商業ベースにのせようと試みた。
だが、ことごとく失敗した。

三菱重工はお祓いを受けた方がいい

あまりの失敗続きだから三菱重工はお祓いをしてもらう必要がある。
ただし、神社に行く必要はない。最高責任者、プロジェクトリーダーの首を切ることだ。

会社の中でお互いに傷を舐め合っていては、失敗に対する認識が無くなっていることが組織の呪いと言っていい。

ちなみにホンダの小型ジェット機が大成功したのは、アメリカで設計し、アメリカで認可を取って、アメリカで作るというすべてアメリカ製のジェット機だからだ。

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