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臨床日記

硬膜下血腫:80歳 女性

9カ月前、イギリス滞在中に大理石の階段を3段踏み外して頭を強く打ちました。帰国後、関西医科大学で両側の慢性硬膜下血腫と診断され、疎経活血湯(そけいかっけつとう)と五苓散(ごれいさん)を投与されましたが良くならないため受診されました。

香杏舎銀座クリニックで使用した丸薬は止血丸駆瘀血丸(くおけつがん)です。
3か月半の投薬で左の血種は消失し、右の血種もほとんどなし。これ以上右の血種は小さくならないと言われているそうです。

止血丸は芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)の加減方です。西洋医学では飲み薬の強力な止血剤はないのですが、漢方薬は飲み薬でも止血効果の強い処方があります。保険の漢方薬の止血効果は弱いので、浦黄(ほおう)などが加えてあります。地黄(じおう)や阿膠(あきょう)というニカワも多く入れてあります。浦黄はガマの穂です。因幡の白兎が皮膚を剥がされて痛んでいたのを治した薬だというと分かりやすいと思います。

駆瘀血丸とは通導散(つうどうさん)や治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)を加減して作られた薬です。

通導散は馬に蹴られたり、馬車に轢かれたりしたときに体内に出血してショック状態なったのを治す薬として作られました。保険のエキスもありますが、効果が弱いのと大黄、芒硝(ぼうしょう)という薬が入っていて下痢をするので使いにくいのです。治打撲一方は読んで字のごとく打撲を治す薬として作られたものです。これらの処方に入っている生薬を組みなおすことで打撲を治す強い薬ができます。皮下出血もすぐに治ります。

駆瘀血丸の作用について

駆瘀血丸剤の作用について

私の医院に勤務する34歳の鍼灸師です。転倒して足の指を打撲したとのことで、駆瘀血丸剤を処方しました。すぐに内出血が治っていくのが分かります。

西洋医学の外来では何故か五苓散が投与されていることが多いのですが、五苓散は熱病(病気が何かは分からないが感染症)の初期に尿が出なくなったときに使う薬として作られました。何故こういうものが硬膜下血種に広く使われるのかが私には分かりません。古典を読むと通導散がよいことは明らかです。疎経活血湯は関節痛、筋肉痛などに使われる薬で、硬膜下血腫とは関係ありません。

漢方が効かないと思われている理由は

  • ① 漢方医の生薬に対する知識が圧倒的に不足していること。
  • ② 漢方エキスの量が少なすぎて臨床で使用しても効くという実感を持てないこと。

にあります。

漢方といえども単なる薬物であり、現代の病気に効くように処方を組み立ててやれば、大変よく効くようになります。

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