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臨床日記

ベーチェット病:45歳女性

ベーチェット病とは原因不明の慢性炎症性疾患だ。目の虹彩炎やぶどう膜炎、口の中の潰瘍、陰部潰瘍、結節を伴う皮膚炎。この4つの病変が特徴的だが、体の表面だけではなく内臓が犯されることもある。
西洋医学的な治療は、ステロイドと免疫抑制剤だけだったが、最近は生物製剤ができてずいぶん炎症を抑えることが出来るようになったようだ。

イメージベーチェット病のような慢性炎症性疾患は燃えつづける焚き火のような病気だ。炎症がひどい時は火が燃え盛っている状況になる。ステロイドや抗炎症剤を投与して火を消そうとする。すると火はおさまって消えたかのように思える時もあるが、焼け残っている薪をのけてみるとくすぶっているところが見つかる。強い薬を使わなくてもほとんど燃えていないような状況が続いている時もある。体調といったことが症状に大きく影響しているに違いない。

このような慢性炎症を起こしてくる自己免疫性の疾患、例えば潰瘍性大腸炎やリウマチに効く丸薬を作ったのでそれを投与してベーチェット病を治そうと考えた。

生薬で清熱解毒剤と言えば、黄蓮、黄芩、山梔子、生地黄などが思い浮かぶが、上記の3つを含む黄連解毒湯(黄連、黄芩、黄柏、山梔子)はまったく効かない。治療のヒントとしては自然寛解している状況もあるから、基本的な身体の免疫を上げることを重視しなければならない。そんな試行錯誤から自己免疫疾患用の薬はできた。抗炎症の生薬、瘀血を取る生薬、理気の生薬に党参、黄耆などの元気を出す生薬を候補に上げ組み合わせた。

この患者さんは2013年から医大で治療を受けているが、陰部潰瘍が治らない。自転車に乗りたいという。作った丸薬を投与すると炎症はかなりましになるが、完全に潰瘍が治らない。量を多くしたり、炎症を抑える丸薬の量を増やしたりしたが上手くいかない。

化膿を抑える枳実、桔梗などからなる丸薬を投与すると、急速に良くなって自転車に乗れるようになった。その後、症状も落ち着いているので、少しずつ薬を減らしてどこまでいけるかやってみましょうということになった。患者さんは嬉しかったのかお菓子をもってお礼に来られた。

同じ慢性炎症でも、リウマチや潰瘍性大腸炎ではベースにする薬は一緒でも、少しずつ合わせる丸薬を変えてやらねばならない。

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