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臨床日記

腎不全と黄耆(おうぎ)

漢方医は腎不全には黄耆が効くという。本当なのだろうか?

黄耆は炎症を抑える作用があり、肉芽を盛り上げる作用もある。
これが腎不全とどう関係があるのだろう。

例えばIgA腎症といった炎症性疾患が進行した場合の腎機能低下に効くかもしれないが、動脈硬化によっておこってくる腎機能低下に効くとは思えない。
こういった動脈硬化から起こってくる腎機能低下は、丹参などの血流をよくする薬や線維化を防ぐ駆瘀血剤や紫根などがいいのではないか。

腎不全の患者さんは透析を遅らせるために漢方薬を希望されることが多い。
クレアチニンが相当高い状態では効くまでの期間を確保できないし、反対にクレアチニンが3-4くらいなら根気よく飲んでもらうことが難しい。
漢方を飲んで下がる傾向は出ても、劇的にとはなかなかいかない。

黄耆(おうぎ)と晋耆黄耆が効くというのは都市伝説のようなところがあって、多くの漢方医は追試できていないはずだ。

何故なら黄耆が含まれる保険のエキス漢方処方は黄耆建中湯や補中益気湯などがあるが、含まれる分量が少ないためにそれを投与しても黄耆が効くとは言えないからだ。

また煎じ薬として黄耆を単味で出すこともできるが、味は生薬の中ではまだましなほうで飲めるが、透析寸前の患者さんに多くの水分を飲んでもらうことは難しい。
私のクリニックは単味の丸薬で、おまけに煎じなくてもいいので水の摂取を心配する必要もない。

腎不全の患者さんを何例か診たが、なかなかうまくいかない。クレアチニンが下がることもあるが、なぜか続かない。
どのくらい透析を遅らせたかという客観的データが取りにくいからなのだろう。

黄耆より晋耆が良いという人もあるが試せていない。

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