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香杏舎ノート

第151回「サミットと賢島」

来年のサミットの会場が賢島に決まった。
賢島には志摩観光ホテルという老舗のホテルがある。ずいぶん古いホテルで開業は1951年。7年前、そのホテルの側にスイートが50室だけのホテルが出来た。2つの志摩観光ホテルを区別するために古いホテルをクラッシク、新しいホテルをベイスイートと称している。各国の首脳が泊まるのはベイスイートになるはずだ。

志摩観光ホテル

私が30年間、このホテルに通い続けているのを、ブログをお読みの方はよく御存じだと思うが、ここの料理について話してみよう。
ホテルが出来た当初、レストランではハンバーグなど普通の料理を出していたという。だがそれでは特徴がないということになり、地元の志摩から出たことのない高橋シェフが大抜擢されて料理長になった。高橋シェフは今までの料理を全部捨て、志摩で採れる鮑や伊勢海老を使って全く新しいフランス料理を作り上げた。このホテルの最大の魅力はここでしか食べられない独自のフランス料理だ。以前は大阪の上本町の都ホテルでも食べられたのだが、現在は本当にここでしか味わえないものになってしまった。

志摩観光ホテルは山崎豊子さんの華麗なる一族の舞台になったホテルとして有名だが、このホテルを愛する人はホテルに泊まるというより高橋シェフが創作したこのフレンチを食べるためにやってくる。山崎豊子氏も晩年までこのホテルに通い、また万俵家のモデルになった人も食事を楽しむために長く通われていたという。つまり食事を楽しむためにホテルに泊まるというオーベルジュとして志摩観光ホテルは存在してきた。

鮑のステーキ

鮑のステーキ(焦がしバターソース)

料理は30年前と比べるとずいぶん簡素化されてつまらなくなってしまった。長引くデフレと関西の地盤沈下が原因だが、それでも足繁く通う人が多い。

その昔、常連客と一般客のメニューは全く違ったものだった。常連客の料理は客の好みに合わせてアレンジして出していた。そういうサービスを受けた人は今では少ないのではないだろうか?無論、メニューに載っていない料理もあった。

伊勢海老のアメリカンソース

伊勢海老のアメリカンソース

簡素化されたメニューでも昔と変わらずに愛されている基本の料理が3つある。

鮑のステーキ(焦がしバターソース)、伊勢海老のアメリカンソース、それに伊勢海老のクリームスープだ。

この中で私が一番気に入っているのは伊勢エビのクリームスープだ。

私は子供のときから伊勢海老を思いっきり食べたいと夢みてきた。大人になって一匹丸ごと食べることができるようになっても、図体が大きいわりに食べられる部分が少ない伊勢海老にいつも物足りない思いを抱き続けてきた。
初めてこの伊勢海老のクリームスープを口に運んだとき、伊勢海老の旨みが凝縮された液体となって、ゆっくりと全身を満たしていくのを感じた。長年抱いてきた満たされぬ思いが満足感に変わって体全体に広がっていく。なんと豊潤な味わいなのだろう。

通常のカップ(上)と私専用のダブルのカップ(下)

通常のカップ(上)と
私専用のダブルのカップ(下)

あまりに美味しいので2杯分下さいと注文したらスープが2つ出てきた。だが次の年からはダブル用の大きなスープ皿で出されるようになった。ホテルは私のためにダブル用、そして念のためトリプル用のスープ皿を作ったのだという。
私はここ20年ばかりダブルでスープを飲んでいるが、そんな注文をする客は私だけだ。確かにこの濃厚なスープを2杯も飲めばお腹いっぱいになってしまう。

志摩観光ホテルがベイスイートを作ったのは、一般のツアー客と常連の客を分けたかったからではないかと思う。
今年、総料理長だった宮崎シェフが引退し、ベイスイートの調理長として大抜擢された若い女性シェフの樋口さんが志摩観光ホテルの総料理長としてすべてを率いることにった。なったばかりで大変だが伝統を引き継ぎ頑張って欲しいと思う。

ホテルが評価されるのは嬉しいのだが心配なことがある。
昨年は伊勢神宮の式年遷宮で予約をとることがほとんど不可能だった。今回もサミットの会場になることで予約が不可能にならないかということだ。

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