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香杏舎ノート

第137回「神戸の患者さんと東京の患者さん」

私は神戸で20年ばかり開業していたが、開業に向かない場所だと悟ったのはずいぶん経ってからだ。

神戸医院周辺図クリニックの北側には4車線の道路が走り、その向こうには市立図書館と大倉山公園がある。西は神戸文化ホール、中央体育館、湊川神社が帯のように連なっている。南は神戸地方裁判所、検察、弁護士会館があり、東にはシャッター通りになってしまった宇治川商店がクリニックを四方から取り囲んでいる。
つまり周りは大きな文化施設ばかりで、クリニックの前にはまったく人通りがない。

10年ばかり前、どの地域から患者さんが来ているか調べてみた。すると医院のある中央区から来ている患者さんはわずか5%しかなかった。残りの50%は兵庫区、西区など他区からの患者さんで、市外、県外からの患者さんが45%もいた。当時から東京の患者さんが10~20人はいたように思う。

開業には向かない場所だというのは地図上からも患者の動向からもはっきりしていたが開業を続けていたのは、親が診療所の上に住んでいたからかもしれない。

そんな場所でも曲がりなりにもやってこられたのは、患者さんの口コミだ。
難しい病気が治るとそれが口コミになり、新しい患者さんが紹介されてくる。インターネットも発達していない時代だから患者さんの紹介がほとんどだった。

東京で開業して驚いたのは、多くの患者さんがインターネットを頼りに来院されるが、患者さんの紹介があまりないことだ。私が東京で開業して間もないこともあるのだろうが、難しい症例を治しても口コミが少ないように感じている。

口コミが少ないのは理由がありそうだ。
まず考えられるのは東京の人は関西人ほど開けっぴろげに自分の病気について話さないからだろう。神戸の人は大阪人ほど人の心の中には入りこまないが、それでも親切心から人に構うことが多い。

サツキ

神戸では患者さんがあまり多くないので、暇な時間にクリニックの前のサツキを愛情込めて育てていました。

東京の人は地方から来た人が多くて、地元のコミュニティが希薄だ。転勤などで人の入れ替わりも激しいからコミュニケ―ションを取りにくいのかもしれない。

次に東京の特徴として情報の多さを上げることができる。
東京には漢方を専門にする先生が沢山おられる。だが私のように自分で丸薬を作って薬を投与する先生はいないし、私のように鍼灸師やマッサージ師に何年もかけて治療を教えている医者もいない。だがこういった情報は多くの情報にまぎれてしまう。

情報理論では情報が多すぎると雑音になってしまうというのがあるが、東京では情報が多すぎて患者さんに伝わらない。
神戸では看板も上げずに密かに診療していて、HPは友人の医師が無料で作ってくれたので15年以上前から使っているが、肝心の治療のことは少なく、自分の楽しみで雑文ばかりを書いていた。

情報を得る方法は口コミかネットなのだが、ネットだけだということになると、神戸の時のように「治せば必ず患者さんがやってくる」とのんびりかまえてはいられない。
そこでHPを作り直した。ほとんど情報を出さず密かに開業していた時代を知っている昔からの患者さんは、最近のHPを見て露出が多いと言う。確かにそうなのだが、周りがとんでもない広告を出している中で、何にもしないでいると、まったく情報が伝わらない。

考えてみると東京ではレストランを探すのもネットが多い。
そうなると食べ物屋さんもネットで分かりやすくするために見た目にも奇抜な料理が多いように感じる。普通の料理をリーズナブルな価格で提供する店が知りたいのだが、最初の切り口がネットならどうしても写真で見せることが出来るように見栄えを派手にしなければならない。

神戸に「みやす」というステーキのレストランがある。最近、ミシュランガイドの星1つを取った。近くにステーキ店でミシュランガイドの星2つを取った「あら皮」がある。あら皮は確かにうまいが、「みやす」はリーズナブルで美味しい。

星をとる随分前に「みやす」をブログで紹介したこともあるが、たとえステーキを写真で紹介してもそこに映っているのはタダのステーキでしかない。うまいかどうかは、やはり食ってみるしかない。
「みやす」を知ったのは巨人にいた青田昇さんの周辺の人から、巨人が甲子園に来たときに選手を連れていくとの情報だったと記憶している。
信頼できる人からの紹介というのは、何かにつけて安心感がある。
医院もレストランもそれは変わらないのだろう。

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