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香杏舎ノート

第59回「金魚の風邪」

金魚も風邪を引くことをご存じだろうか。金魚すくいでもらってきた金魚をにわか作りの水槽に入れて飼う。水が濁ってきたので、汲み置きした水を入れ換えると金魚が死んでしまった。そんな経験をしたことがあるかもしれない。こんな時、金魚は風邪を引いて死んでしまったのだ。

金魚は温度の低下に弱い。1度以上急に低下すると風邪を引いて死んでしまう。だから水を換える時は一度に大量の水を変えるのではなく、水槽の水の3分の1程度を換えること、そして換える水も十分に室温に慣らしてから換えるのがコツだ。温度の上昇も金魚には悪いが、それでも3度位までは耐えることができる。金魚は冷えるのには弱いが、暑くなるのはそれほどでもない。いづれにせよ金魚に風邪を引かしたくなかったら、温度が変化しにくいように大きめの水槽で飼うこと、それに水を換えるとき水の温度を変化させないようにするのが大切だ。

金魚を庭の池で飼っていても死なないじゃないかと思う人もいるだろう。池の水温は冬には10度以下に、夏には20度以上にもなるはずだ。何故か。それは急激な温度変化に弱いだけで、金魚は温度そのものには適応できる能力をもっているためだ。

人間も温度変化に弱い

人間も金魚と同様に急激な温度変化には弱い。ただし、目覚めているときは多少の温度変化にも平気だ。問題は寝ているときだ。寝ているときには温度変化にうまく対応することができない。風邪を引くこともあれば、お腹をこわしたり、肩こりを起こしたりする。 いや、それほど体調を崩さないと思う人もいるだろう。そういう人はぜひ家族、友人の体調を詳しく観察してもらいたい。季節は秋か春先、昼間と夜間の温度差が十数度もあるような時だ。そんなとき昼間は暑い。だから夜はどうしても薄着で寝てしまう。 すると夜中に体が冷やされて体調不良になる。そんな体調不良の幾つかを紹介しよう。

寝違い

朝起きると首が回らない。左右に首を回そうとすると首から背中にかけて痛みが走る。 寝る前はどうもなかったのにと不思議な気分になる。2~3日で自然に治るからあまり重大には取り扱われないのだが、原因は夜中に体が冷えたことによる筋肉痛だ。

ガス腹

夜中にお腹が冷やされると腸の運動が悪くなってお腹にガスが溜まるようになる。すると朝起きるとポーンとお腹が張って苦しい。体が冷えやすくなる中年以降によく起こる。トイレで排便してすっきりしたいのだが、便もあまり出ないし気分もすぐれない。

こむら返り

夜中、布団を足でけった拍子に足の指が痙攣をおこす。痛くて目が覚める。どうしてなったのか、運動もしていないのにと不思議な気になる。これも温度変化による冷えが原因だ。こんな病気以外にも風邪、下痢、五十肩などいろんな病気がおこってくる。

温度の変化が問題

人は服を着て生活している。もし寒ければ服を着るし暑ければ服を脱ぐ。だから相当な温度変化にも耐えられる。それでも温度の変化には弱い。たとえば26度という気温を考えてみよう。冬に26度の部屋に入ると、とても暖かくて快適に感じる。ところが夏に26度まで温度を下げた部屋に入ると寒くて気分が悪くなってしまう。やはり温度の上昇より冷えることのほうが体調を壊しやすい。 体調よく暮らしたかったら温度変化を作らないように工夫する必要がある。朝晩が冷え込む季節になったら、天気予報をよく見よう。次の日の朝が冷え込みそうなときは少し厚めに寝具を調節するとよい。

私の経験

20年ほど前、一軒家からマンションに引っ越したら風邪を引かなくなった。両親と住んでいた一戸建の家は戦後まもないころに父が建てたものだった。木の枠でできた窓は歪みがひどく、場所によっては0.5センチくらいのすき間があった。暖房はアラジンの石油ストーブがあるだけで、とても寒かった。ストーブを消してから床につくと部屋の温度はどんどん下がって外気温と同じくらいになっていたに違いない。マンションに移り住んだとき、なんて暖かいのだろうと思った。私と同様の感想を持った人も多いに違いない。 そんな快適なマンションも長く住むと欠点が分かってくる。まず北側の部屋と南側の部屋に温度差があることだ。リビングのある南側は台所で火を使うし日光が差し込むので暖かい。だが北側はふだん使わないので、とても寒い。またエアコンを切るとすぐに温度が変化するのも困りものだ。 こんな温度差をうまく解決できないのかと考えている時、面白い本に出会った。その本によると、ヨーロッパのマンションはすべて外断熱材で建てられているという。外断熱とは部屋の内側に断熱材を貼るのではなく、建物の外側に断熱材を張り付ける。 その断熱材の外側にもう一度レンガなどで壁を作る。つまりコンクリートの建物を丸ごと断熱材で包む建て方だ。部屋の壁には断熱材はないので、部屋の中で発生した湿気は、直接コンクリートが吸収して外に出すので結露の心配がなく、コンクリートが熱を溜める(冷房のときは冷たさを溜める)役割をするので、暖房を切ってもしばらくは温度変化がないという。そういう家に住んでみたいと建築関係の人に聞いてみたが、外断熱の言葉さえ知っている人がほとんどいないことに驚いた。

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