附属鍼灸院(杏鍼灸院)

漢方治療とは単に漢方薬を飲むことだけではなく、鍼灸や整体といった治療も含まれます。以前より当院では漢方薬の他に鍼灸と整体による治療をおこなってきましたが、より効率的に治療をおこなうため、鍼灸部門を独立させて附属鍼灸院として治療をおこなっております。治療は医院で経験を積んだ鍼灸師があたります。なお鍼が合わない人には整体で治療をおこないます。


鍼灸院での治療を受けるにあたって

まず医院での診察を受けてください。診察して病気に合った治療法、つまり漢方薬治療だけでよいのか、もしくは鍼灸、整体治療を中心にしたほうがよいのかといった診断をします。そして医師の指示に従って鍼灸師もしくは柔道整復師が治療を行います。


場所

杏鍼灸院
神戸市中央区楠町3丁目1−15
ヒガサハイツ2階 (1階は香杏舎ヒガサクリニックです)電話番号078-361-7052


料金、診療時間など

基本治療の料金は2,900円からです。保険は使用できません。 

曜日

9:30〜12:30

 

 
 

 
 

 
×
 

 
 

 
×

14:00〜19:00

 

 
 

 

×
 

 
14:00

18:00
×

木、日、祝日 休診


鍼灸、整体治療の重要性についての私の経験(興味ある方はお読みください)

もう25年も前になりますが、私が整体に興味を持ったのは、ある漢方医の体験談を聞いたからです。その漢方医は慢性肝炎になり死にかけていたのが整体で治ったというのです。
その先生の話をしましょう。先生は、手術中に自分の指を誤って傷つけ、肝炎ウイルスに感染して自分の勤めている県立病院に入院しました。入院は半年にもおよび、病状はよくありませんでした。看護士たちはその先生が生きて病院を出ることはないだろうと話していたそうです。ある時、退職前の看護士長が先生を見舞いました。そして「整体で難病を治療する人を知っている、治療費はすでに払ってあるから治療を受けるように」と勧めました。看護士長が退職の前日までその先生に治療を勧めずに黙っていたのは、看護士長が[整体で病気が治る]といったたぐいの話をして病院の中での自分の信用を落としたくなかったからだと告白したそうです。先生は半信半疑で外出許可を貰い、治療院を訪ねました。治療師はお婆さんで、背骨の両側にお灸をすえ、首をボキボキ鳴らして治療は終わったのです。たった1回の治療で肝臓の異常値は半分にまで下がったそうです。
この話を聞いて、私はそういう技を学ぶことができれば、どれだけすばらしいことかと思ったのです。その治療師はすでに亡くなっていたので、各地の有名な鍼灸師、柔道整復師、カイロプラクター、オステオパシー治療師を訪ね歩きました。ある時は患者として治療を体験し、ある時は医者だけど治療を教えて欲しいと頼み込みました。その後、名医と評判の高かった漢方医、山本巌先生に師事し、漢方薬だけでなく、刺絡(皮膚を切って血を出す治療法)や鍼灸治療も教えていただきました。

いろいろと研鑚を重ねましたが、肝炎を治す技術を持つことはできませんでした。しかしながら、現在の医学の中でも十分に役に立つ治療法が数多くあることを学びました。

いままでお話してきたように、鍼灸や整体は漢方治療の一部なのです。だが残念なことに整体や鍼灸は鍼灸師、柔道整復師、マッサージ師が担当するようになり漢方薬は医者と薬剤師が担当するようになりました。つまり分業が進んだのです。そしてこの2つを統合した治療をする人は本当に少なくなりました。戦後、漢方医の中で漢方も鍼灸も両方できる先生は30人程だったといいます。[石原 明 著 [漢方]中公新書]私は幸いにもそのわずかに残る鍼灸も煎じ薬もできる漢方医に学ぶことができ、また様々な民間の治療師にも教えていただける幸運にも恵まれました。
私どもの治療は、変形性膝関節症、椎間板ヘルニアといった病気だけでなく、日常の疲労が取れないといった体調不良でもよい効果が得られていると思います。

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