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香杏舎ノート

第37回「アーモンドを食べて死亡」

アーモンドを食べると喘息をおこす患者さんがいた。アーモンドを食べないように注意していたのだが、あるときレストランでケーキの上に砕いたアーモンドが数粒のっているのを見逃して食べてしまったところ、喘息の発作をおこして死亡した。

これは外国での話だが、最近このような奇妙なアレルギーの患者さんが多い。そばを食べて死んだという話もある。アレルギーがどんどん増えているという話をしよう。

食べ物でのアレルギー

食べ物でのアレルギーといえば、サバを食べたらじんま疹がでるというのがよく知られている。そば粉アレルギーについても聞いたことがあるかもしれない。最近では、卵、牛乳、米、大豆にもアレルギーの人がいる。

考えてみると不思議なことだ。卵や牛乳、米といった紀元前から人が食べていたものでアレルギーがおこる。もし昔からそんなアレルギーがあるなら医学書のどこかに必ず記載があるはずだ。だがどこにも書いていない。おじいさんやおばあさんからそんな話を聞いたこともない。人類が長いあいだ主食にしている物にアレルギーになるなんてどう考えてもおかしい。たぶん我々の体がここ何十年の間に急速に変化してきているのだろう。

食物アレルギーでとりわけ奇妙な症例を経験したことがある。それは大学の病棟医長をしている兄から往診を頼まれた時のことだ。ひどい食物アレルギーの患者で、リンゴを食べても下痢と発熱がおこるという。兄もはじめは信じられないので、入院させてからリンゴを食べさせてみると、ほんとうに30分ほどで高い熱が出て腹痛が始まったという。米や小麦はむろんのこと、ほとんどの食べ物にアレルギーがあり、食べるものがない。点滴でなんとか栄養を補給しているという。漢方でなんとかならないかという相談だったが漢方を飲むとその薬にアレルギーになるといった具合だった。絶食して点滴で栄養をやっているうちに腸のアレルギーがおさまり治ったという。

蚊に刺されて死にかける

蚊に刺されると大きな水疱のできる人がいる。皮膚科医の友人によると、何度も蚊にさされているうちに、蚊に刺されただけでショック状態になる子供が入院しているという。その子は今度蚊に刺されるとショックで死ぬかもしれない。だから蚊ノイローゼになっているのだという。蚊に刺されて死にかける、そんな奇妙な話が現実におこっているのだ。

どんなアレルギーがあるか

最近、こういった変なアレルギーがどんどん増えている。よく知られたアトピー、鼻アレルギー、気管支喘息のほかに慢性じんま疹、薬剤アレルギー、咽頭アレルギー、食物アレルギーなどの患者さんが増えている。この中で医者もあまり気づいていない咽頭アレルギーについて説明しておこう。 (※ 第11回「慢性の咳」 を参照)

咽頭アレルギー

症状は咳だ。風邪を引いてもいないのに咳がでる。布団にはいって体がぬくもった時や暖房のきいている部屋に入るなど温度差が刺激になって咳がでる。顔が真っ赤になるまで咳こむ人もいれば、咳ばらいばかりの人もいる。耳鼻科にいっても「喉が少し炎症をおこしているだけ」だとか、「気のせいでしょう」と言われる。風邪を引いた後に咳が何週間も残るのもこの病気だ。原因はノドの粘膜のアレルギーで、粘膜が刺激されることで咳がおこる。

原因と対策

これらアレルギー疾患は戦後、とくにここ20~30年増えてきた病気だ。原因については公害、食物添加物などいろいろ考えられているが全く解からない。ただ私の臨床経験からいえることは、甘い食べ物や飲み物でアレルギーが悪くなるということだ。なぜ悪くなるのかは解からないが、たしかに悪くなる。お菓子やジュースはもちろんのこと果物や甘い味の酒類でも悪くなる。だから根気良く糖分を控え、漢方で体にたまった食毒を解毒すれば大半のアレルギーは治ってしまうようだ。

私の経験

桃を食べすぎて咽頭アレルギーになったことがある。鼻アレルギーは大学で研究しているときにマウスのフケにアレルギーになった。アトピーや蕁麻疹はないが、甘い物を食べすぎると体が痒くなる。だが治しかたを知っているおかげで持病にならずにすんでいる。 アレルギー体質になると、いろんなアレルギーが症状を変えて出てくる。アトピー患者で多いのは、鼻アレルギーと気管支喘息。鼻アレルギーの患者はアレルギー性結膜炎と咽頭アレルギー。一つのアレルギーが起こっているとき、他のアレルギーの症状はおちついている。目薬をさしたり、喘息薬を吸入したりして個別の症状に対象療法をするよりもアレルギー体質を根気よく治すことがなにより重要だ。

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