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香杏舎ノート

第27回「バイアグラ」

勃起のしくみ

細長い風船を思いうかべてほしい。そう、甲子園球場で飛ばすあの風船だ。ぺニスの中にはこんな風船のようなものが入っている。ここに血液が流れこむと、膨らんだ風船のように固くなってぺニスが勃起する。風船と違うところは、中が空洞ではないことだ。陰茎海綿体と呼ばれるスポンジ状の組織がつまっている。性的刺激を受けるとこの海綿のすきまに血液が流れこむ。海綿体は固くなって、静脈を圧迫して海綿体から出る血液の流れを止める。そうすることで勃起が持続する。性的興奮がさめると、血液の流入が減って空気が抜けるようにぺニスは縮んでいく。

(ぺニス骨折)
膨らんだ風船をむりやり曲げると破裂してしまう。勃起したぺニスを無理やりまげても破裂する。これをぺニス骨折とか陰茎折症とかいう。勃起力の強い20歳代におこる外傷の一種だ。勃起している所へ大きな尻がドーンと乗ったりするとぺニスの骨折がおこる。血液をためる袋(海綿体白膜)が破れる。血液は皮下にたまり、ぺニスがラグビーボールのようにはれ上がる。破れるときにボッキと音がするという。

持続勃起

ぺニスが固くなったまま元にもどらなくなる病気だ。血液が出ていかないので充血して痛む。血液疾患でおこることが多い。充血が長く続けば海綿体白膜がつぶれてインポテンツになる。後でふれるがバイアグラでもまれに持続勃起がおこることがある。

勃起不全とバイアグラ

勃起不全の原因は血管の動脈硬化による血流不足、男性ホルモンの低下、糖尿病による神経障害などがある。精神的要素も大きく、40~50歳代の原因はいわゆる同じセックスパートナーに対する飽きによるとも言われている。

バイアグラが発売されるまでのインポテンツの治療は、陰茎の根元に血管を広げる薬を注射をすることだった。すると海綿体に血液が流れこんで勃起する。注射薬が飲み薬にかわったものがバイアグラと考えるとわかりよい。注射の痛みがなく手軽なので大変な評判となった。バイアグラの効果はなかなかのものだ。おおざっぱに説明すると、10回の性交で1~2回しか勃起と挿入ができなかったものが6~7回はできるようになる。精神的インポテンツや元気のなくなった老人には大変よい薬だと思う。

副作用

バイアグラを飲むとき一番心配なのは副作用だ。マスコミでも大きく報道されている。だが頻度は決して高くない。薬をのんだ600万人のうち130人あまりが死亡した。死亡の原因は心筋梗塞など血管系の病気だ。とくにニトログリセリンなど狭心症の薬を飲んでいると、バイアグラとの薬の相乗効果で血圧が急激に下がって心筋梗塞などで死亡する。だから高血圧や狭心症の人は飲んではいけない。亡くなった130名余りのうち60%は心臓血管系に問題のある人だった。

もともとセックスというのは命がけだ。腹上死するケースも多い。興奮すれば血圧もあがるし動悸も激しくなる。高齢の方がバイアグラを飲んでセックスできたが副作用というよりは興奮しすぎて亡くなったというケースもあるに違いない。
きわめてまれだが持続勃起の症例も報告されている。もしこうなったら我慢していてはいけない。医者にいってぺニスから注射針で血を抜いてもらう。2~3時間までは大丈夫だが、6時間もほってほくと海綿体が壊れて不能になってしまう。でもめったにおこることはないようだ。その他頭痛、物が青く見えるなどの副作用が知られている。

保険適用外の薬

バイアグラは残念ながら保険適用とならなかった。飲まないと死んでしまうといった薬ではないからだ。週刊誌などをみると、バイアグラを出してもらうためには心電図や血液検査を自費でしなければならないとか、勃起不全の状態をねほりはほり聞かれると書いてある。だがそんなことは必ずしも必要ない。
ただこういった薬で万が一事故がおこった場合、責任問題になりやすい。だから自己責任ということを明確にしてほしいと発売元は望んでいるようだ。

(飲みかたについて)
セックスをする一時間前くらいに服用する。すると30~40分ほどで顔がほてった感じになる。全身の血管が開いて血流がよくなるからだろう。その後性的刺激が加われば海綿体に流れこむ血流が多くなって強く勃起する。一時間ほどで血中濃度は最高になり、3時間ほどで半分になる。その後24時間で完全に消失する。服用が一日おきになっているのはこのためだ。

私の感想

バイアグラについての報道は興味本位でおもしろおかしく書かれすぎている。だから薬に過剰な期待を抱いたり、副作用に必要以上の不安をもったりする。そこでぺニスの構造からはじめてバイアグラの薬効までをわかりやすく説明してみた。最後に雑談を一つ。この海綿体、実際スポンジのようだ。以前、中華料理で牛のぺニスを甘辛く煮込んだ料理を食べたことがある。フニャフニャしたゴムのような歯ごたえでとても気持悪かった。

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