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民間治療見聞録

第7話「耳鍼、水晶鍼」

耳のツボを示した模型フランス人のノジェが、耳には体の各部の投影されたツボがあり、ここを刺激することで病気が治ると主張していた。ツボの位置はちょうど胎児が丸まって耳の中にいるような感じの位置になる。

この鍼で面白いのは、飢餓点という痩せるツボがあるのと歯牙というツボがあり、そこに鍼を刺すと歯を無痛で抜くことができるという。歯医者さんで無痛抜歯をしたことがあるという専門家を呼んで耳鍼を習ってみることにした。先生は無痛抜歯をしたビデオを見せてくれた。

肩こりや腰痛に対して耳鍼をうったがあまり効果はなく、歯を抜くこともないので、飢餓点に鍼を打って痩せるかどうか試すことにした。

留置鍼 皮内鍼

皮内鍼

長さ5ミリほどの皮内鍼を拡大したもの。使いやすいように発砲スチロールに刺さっている。

耳鍼に使う鍼は一般の鍼とは異なり、皮内鍼といわれる長さ数ミリの鍼を使う。いろんなタイプのものがあるが、基本的には鍼が体内に入っていかないようになっている。蚊取り線香のような形状で、中心部に鍼がついているものもある。
写真の鍼は垂直ではなく皮膚に薄く平行に差し込んでテープで留める。しばらく留め置くから留置鍼と呼ばれることもある。
この鍼をどちらかの耳に打ち、1週間ほど入れっぱなしにする。食事をする前に患者さんは耳鍼の部分を手で圧迫してから食事を取る。1週間たつと今度は反対の耳に鍼をしてまた一週間置く。こういう治療をすると確かに1キロくらいは痩せる。問題は鍼を留めておくテ‐プにかぶれてしまうことだ。結局、思ったほどには痩せず、また凝りをとるには直接患部に鍼を打つ方が、効果が高いことが分かった。

エアー鍼と水晶鍼

水晶気功師の所に癌患者を連れていった。
スキルスといわれる悪性の胃癌に侵されていた患者さんはまだ30歳前半だった。癌は腹壁に転移、浸潤し、お腹は板のように固く、ボコボコしていて、触ると碁盤の上に碁石を並べたようだった。
墨染の衣を着た気功師は「これから気の鍼をします。」と言って右手に鍼を持っているような感じで腹壁に鍼を打つような動作をしていった。10分ほどその動作を続けた後、「触ってみて下さい。」というので、お腹を触ると碁石のような転移は消え、お腹も柔らかくなっていた。医学的には考えられないことだった。残念ながらその効果は1日ほどしか持たなかったが、世の中には不思議な治療があるものだと思った。
その気功師からもらったのが、左上の写真の一番下、剣の形をした水晶の鍼だ。

人は水晶に魅せられてきた。占い師が水晶玉を使うのは皆さんよく御存じだが、それだけではなく、お守りとしても使われてきた。水晶は電気をかけると変形し、圧力をかけると電気を発生する。規則的な振動をするから時計などに広く使われている。

水晶鍼に光を当てると鍼先から不思議な光の拡散が起こるのが見える。

水晶鍼に光を当てると鍼先から不思議な光の拡散が起こるのが見える。

アメリカインディアンは水晶を治療に使い、病気によって水晶の色を使い分けてきた。左上の写真、真ん中の水晶は土産屋で買ったものだ。一番上の水晶鍼は人工水晶で、オーダーして作ったものだ。かなり高価だった。水晶は成分的にはガラスと変わらないが、水晶かどうかを試すには氷の上に置いてみるといい。熱伝導率がいいので、氷が気持ち悪いほどよく溶ける。水晶鍼は患部に当てるのではなく、患部にかざして自分の気を増長させるのに使う。私が気功で人を治す場合、水晶鍼は必要ない。

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